Windows11でストレージが暗号化されるタイミングをKVM環境で調べました
1.概要
Windows11のBitLockerで暗号化されることを理解しました。もう少し、暗号化のプロセスを理解したいと考えて、LinxuMintのKVM環境で試してみることにしました。理由はsecure bootを設定した瞬間に暗号化されてしまい早すぎると考えたからです。それには、Windows11をsecure boot可能な状態で導入する必要があります。以前、Ubuntu 20.04で試したLocalアカウントで導入する手順をLinuxMintで利用しました。その内容を記述します。
2.詳細
GoogleAI(Gemini)の説明では、Windows11は事前に暗号化を実行して、暗号を解除しながらストレージの読み書きをしているとのこどでした。暗号化は終わっており、secure bootの有効化で、解除できる鍵(回復キー)の保管場所を変えてプロテクトするだけになっているとのことでした。実際に試してみました。
(1) Windows11環境構築
HW環境は、i3-7100、memory 16GB、SSD 256GBです。
SW環境は、LinuxMint 22.3、kernel-6.17.0-22、KVM、swtpmです。
仮想マシンは、2 core、Memory 8GB、SSD 100GBです。
Windowsは、Win11_25H2_Japanese_x64_v2.isoを利用。Windows11 proを試験導入します。
Windows11へLinuxMintからRemoteDesktop接続できると便利です。Remminaを設定しました。
今回はネットワーク接続をLinuxMintで切断して、LocalアカウントでISOのみで導入します。
Localアカウントは通常の導入手順と異なります。参考資料を参照してください。
Windows11 proの導入手順は省略します。参考資料参照(インストーラが変わっていました)。
Windows11のLogin後の画面表示までに約25分間程度でした。
空き容量は75GB
msinfo32では、セキュアブートの状態は有効です。
(2) 導入直後のBitLockerの状態確認
Windows11導入直後で約87%が暗号化されていました。
PowerShellを管理者で起動して、コマンドを入力します
> manage-bde -status C:
サイズ: 98.98 GB
BitLocker のバージョン: 2.0
変換状態: 暗号化を実行中です
暗号化された割合: 86.5%
暗号化の方法: XTS-AES 128
保護状態: 保護はオフです
ロック状態: ロック解除
識別子フィールド: 不明
キーの保護機能: 見つかりません
(3) BitLockerが暗号化終了までの時間
更に1時間後に調べました。100%暗号化済みです。
PowerShellを管理者で起動して、コマンドを入力します
> manage-bde -status C:
サイズ: 98.98 GB
BitLocker のバージョン: 2.0
変換状態: 使用領域のみ暗号化
暗号化された割合: 100.0%
暗号化の方法: XTS-AES 128
保護状態: 保護はオフです
ロック状態: ロック解除
識別子フィールド: 不明
キーの保護機能: 見つかりません
3.所見
暗号化はインストール終了後、1時間程度で利用されているCドライブは完了しました。案外、早い段階で暗号化されてしまいます。ロック状態が解除なのでsecure bootを有効にするだけでストレージ保護の暗号化達成です。スマホが初期状態で暗号化されているとの変わりません。
キーの保護機能が見つからないと表示されています。設定=>プライバシーとセキュリティ=>デバイスの暗号化を参照すると、このデバイスの暗号化を完了するにはMicrosoftアカウントでサインインしてくださいとの表示があり、サインインのボタンが表示されていました。この処置が回復キー保管のために必要と思います。
参考
[本ブログ内参照]
・LinuxMintのKVM環境にWindows11をローカルアカウントでインストールする方法
・miniPCのBMAXでWindows11のsecure boot設定漏れでトラブル発生
[外部サイト参照]
・Remmina(RDP Client)~ Linux から Windows を使う ~
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