%を多数含んだURLから読める日本語URLに変換する方法 ( url / bookmark / LibreOffice )

1.概要

ひとつの事例ですが、下記事例のように日本語を含むURLを見かけることがあります。しかし、このURLをコピーして貼り付けると%を多数含む文字列となり、何が記述されているかわかりません。

本記事では2022年頃にshell scriptで日本語表示をペーストする方法を記載しています。参考資料には、送信する時の配慮で%を多数含んだURLを送らずに日本語URLを連絡できます。
参考資料:日本語URLを文字化けさせずにコピペしたい

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本

「ttps://ja.wikipedia.org/wiki/日本」部分だけをコピー&ペーストして、後でhを追加

この方式によって、下記%を多数含んだURLを送付することがありません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC

2.詳細

ここからは、%を多数含んだURLを受け取った場合、元の日本語を読める形のURLへ変換する手順に関して記述します。

ブラウザの表示
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本

コピー後の表示
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC

他の方から連絡を受けたURLが上記事例のようになっていると、URLをクリックする前に、可読可能な文字列に変換したいと思うことがあります。
URL変換するWEBサイトも存在しますが、ローカル環境で変換したいと感じることは多いでしょう。そこで、Ubuntu(bash shell)とWindows10(PowerShell)でURL変換する処理を紹介します。

(1) 操作方法

日本語を含むURLをクリップボードにコピー後、shellを起動すると、URL変換処理が実行され、変換結果をクリップボードに保管します。クリップボードから貼り付けると変換後URLとなります。

(2) Ubuntu

(a) 必要なモジュールのインストール

sudo apt install xclip nkf

(b) 変換処理のshell作成( urldecode.sh と言う名前で保存 )

#!/bin/bash
urldecode() {
INPUT=$(xclip -selection clipboard -o)
echo "INPUT URL"
echo $INPUT
OUTPUT=$(echo $INPUT | nkf -w --url-input)
echo "OUTPUT URL"
echo $OUTPUT
echo $OUTPUT | xclip -selection clipboard
}
urldecode

(c) 変換処理の実行

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC

上記URLをクリップボードにコピー

urldecodeの実行

$ sh urldecode.sh
INPUT URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC
OUTPUT URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本

クリップボードから変換後のURLを貼り付けることができます。

(3) Windows10

(a) Windows10の実行環境

Windows10ではPowerShellを利用します。しかし、操作性が悪いのでバッチファイル呼出を利用します。クリップボードにコピーしたURL変換は、urldecode.batをダブルクリック起動にします。
処理は、urldecode.bat -> urldecode.ps1 -> funcurldecode.ps1 で実行されます。

(b) 変換処理のshell作成( urldecode.bat , urldecode.ps1, funcurldecode.ps1 を作成 )

urldecode.bat 作成

echo off
powershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File %~dp0/urldecode.ps1
timeout 3

urldecode.ps1 作成

$CommandPath = $MyInvocation.MyCommand.Path
$ParentPath  = Split-Path $CommandPath -Parent
. $ParentPath/funcurldecode.ps1
$InputUrl    = get-clipboard
Write-Output "INPUT URL"
Write-Output $InputUrl
$Result      = urldecode $InputUrl
$OutputUrl   = $Result
Write-Output "OUTPUT URL"
Write-Output $OutputUrl
$OutputEncoding=[Console]::OutputEncoding
$OutputUrl | clip

funcurldecode.ps1 作成

function urldecode($InputUrl) {
Add-Type -AssemblyName System.web
$Result = [System.Web.HttpUtility]::UrlDecode($InputUrl,
          [Text.Encoding]::GetEncoding("utf-8"))
Write-Output $Result
}

(c) 変換処理の実行

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC

上記URLをクリップボードにコピー

urldecode.bat (ダブルクリック)
DOS窓が表示されURL変換されます。

windows10>echo off
INPUT URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC
OUTPUT URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本

3 秒待っています。続行するには何かキーを押してください ...

クリップボードから変換後のURLを貼り付けることができます。

3.所見

日本語URLを相手に送る場合に日本語を可読できる状態で送る方法と%が沢山含まれたURLが送られてきて可読できないURLを可読できるようにする方法を記述しました。追加部分には、更に、Bookmarkの差分を利用して、何が追加されたかをわかる手段を記述しています。

Bookmarkの整理をしている時にLibreOfficeのバージョン番号の割振りが変わり、西暦の下二桁を製品バージョンに含む形なっていることに気がつい来ました。余談として加筆します。

4.追加

(1) 別の対策

「日本語URLを文字化けさせずにコピペしたい」をネットで見つけたので、簡単な手順があると知りました。日本語を含むURLの参考にさせて頂きました。2022年頃に苦労してshellで実現したので、備忘録として記事を残すことにしました。

(2) 2つのbookmarksファイルの差分抽出

ubuntu-20.04でFirefoxを利用していますが、bookmarksには多数のフォルダを作成・整理をしてurlの保存をしています。しかし、調べ物をするためにネット検索で一度に多数のurlを調べた場合、どこに保管したのかわからなくなることが度々発生していました。やっと見つけたurlを失ってしまい再度探す都度、良い方法はないかと思っていました。

保管したbookmarksを以前のbookmarksと比較して、差分のurlをテキストファイルとして出力するshellを作成しました。ubuntu-20.04のFirefox版、Windows10のMicrosoft EDGE版を作成しましたが、EDGE版はbatchファイルレベルで簡易なものです。

想定している利用方法は、bookmarksをDocumentsディレクトリに保管します。Firefoxでは、bookmarks-2022-04-28.jsonになります。調べ物をしてurlを追加したので、bookmarks-2022-04-29.jsonを作成します。この2つのbookmarksの差分を取って、テキストファイルを作成します。

(a) Firefox

Firefoxはjson形式で保管されるためjson形式をhtml形式に変換後、差分を取ります。

必要なモジュールのインストール

sudo apt -y install jq
  
shell(diffbm.sh)の作成

#!/bin/bash
jq --sort-keys . ${1} > old.txt
jq --sort-keys . ${2} > new.txt
diff old.txt new.txt | grep "uri" | awk '{ print $3 }' > out_bookmark.txt
rm old.txt
rm new.txt

利用方法

sh diffbm.sh bookmarks-2022-04-40.json bookmarks-2022-04-21.json

出力結果

out_bookmark.txtに以下のように出力されます。

"https://stedolan.github.io/jq/"
 
(b) Microsoft EDGE

Microsoft EDGEはhtml形式で保管されるため、直接差分を取ります。

batchファイル(diffbm.bat)の作成

@echo off
echo "Output: out_bookmark.txt"
fc.exe %1 %2 | findstr http > out_bookmark.txt

利用方法

diffbm.bat bookmarks-2022-04-40.html bookmarks-2022-04-21.html

出力結果

out_bookmark.txtに出力されます。
batchファイル内でテキスト編集処理が容易ではなく、差分は見栄えが良くありません。

(3) 【余談】LibreOfficeのバージョン番号の割振りが変わりました

libreoffice-25.2のリリース案内をネットで見かけました。ubuntu-20.04のversionを調べるとlibreoffice-6.4.7.2。あれ〜、どうなっているのかと思って調べました。その内容を記述します。

Wikiを参照すると、libreofficeの変化の流れを見ることができます。versionは2024年から年が含まれるように変わっているようです。つまり、LO-7.6の次はLO-24.2となっています。これでバージョンの差異を理解することができました。

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