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オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアredmineを試しました

記事の更新日:2026/09/26 評価を追記 1.概要 この記事は2023年5月から2023年6月に作成した記事を統合した記事です。統合した記事の作成日になっているので、新しい記事に見えますが、過去の記事です。当時、Redmine環境を作成することに注力して、様々なことを調べて試験をしていました。備忘録に残すことが必要と思って、後から追加をしました。 Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアです。RedmineはDatabaseを必要とします。Databaseの選択肢は複数ありますが、MariaDBを利用してRedmine環境構築を実施しました。その内容を記述します。また、Python-Redmineを利用したPythonによるシステム管理に関しても実施します。 本環境は、最初、ubuntu 20.04で構築しました。次に、LinuxMint 22.3へ変更してコンテナを新しく作り変えました。 私の評価は以下の通りです。 (1) Redmineはプロジェクト管理を可視化するツールです (2) OSSで無料、多数のプラグインが用意され、組織のニーズに合わせることができます (3) Databaseは、今回、MariaDBを利用しました。PostgreSQLも問題なく利用できます (4) python-redmineを利用することで、APIを利用した処理の自動化が可能です 2.詳細 (1) redmineとmariadbのコンテン環境構築  (a) docker, docker-composeの導入 $ sudo apt -y install docker.io $ sudo apt -y install docker-compose $ sudo usermod -aG docker $(whoami) $ docker --version $ docker-compose --version PCを1度再起動します (b) docker-compose.ymlの作成 Docker hubの記述を参考にして、docker-compose.yml を作成します。 services:     redmine:         image: redmine:6   ...

Ubuntu/LinuxMintでPCSX2利用の記録

記事の更新: 2026/09/28 タイトルを短く変更、評価を加筆 1.概要 Ubunut/LinuxMint環境でPCSX2を利用しています。今まで利用した経験、これから先に起きたことなどの記録を残す目的で、このページを作成しました。 PCSX2はSONYのPlayStation2(PS2)をエミュレーションするプログラムです。PS2は大変売れたゲーム機で大量のゲームソフトが存在します。しかし、PS2のハードウェアは中古品の状態が良いものは入手が難しく、ハードウェアが壊れてしまうとゲームソフトが無駄になってしまいます。PCSX2は所有するPS2実機から必要な情報を取出して、PC上にPS2の環境を構築して、PS2のゲームソフトを楽しむことができる製品です。 私の評価は以下の通りです。 (1) PCSX2は優れたソフトウェアで、PS2のHWの代替になります (2) PS2との互換性に優れています。私は問題点を見つけられていません (3) PCSX2を動作させるためには、動作する実機のPS2が必要です (4) PCSX2のversion変更をして利用(v1.6 / v2.2 / v2.4 / v2.6 / v2.8)  注意事項 本記事は、ご自身が所有する所有機器(PS2実機)から正しく吸い出したデータを使用することを前提として解説しています。ネット上で配布されているBIOSやゲームデータのダウンロードは違法行為であり、重大なセキュリティリスク(ウイルス感染など)を伴います。当ブログでは違法ダウンロードを一切推奨しておりません。必ず自己責任のもと、正しい方法で設定を行ってください。 2.詳細 (1) PCSX2の利用方法 PCSX2がPS2のゲームを動かす仕組みを簡単に記述します。まず、PS2本体からBIOSと呼ばれるモジュールを取出し、PCにPCSX2をインストールして、取出したBIOSを設定します。これでPCがPS2に変わりました。USB接続のゲームパッドをPCに接続後、PCSX2でゲームパッドを認識させて、ボタンの配置を設定します。PS2で利用するゲーム用メモリはPCのディスク上に保存される仕組みです。PS2のゲームはCDやDVDなのでISOファイルにBraseroなどを利用して変更します。スナップショット機能があり、操作性はとても良くなっています。 (a...

メインフレームのMVS3.8jをLinuxMint 22.3で学習する方法

記事の更新日: 2026-09-23 私の評価を加筆 1.概要 ubuntu 20.04で構築したMVS3.8j環境のバックアップを活用して、LinuxMint 22.3で動作を試験をしました。利用したのはIBMのメインフレームのオペレーティングシステムのMVS3.8jで、参考資料に沿ってSYSGENしたものです。これをHerculesでSystem/370のエミュレーションを実施して、i3-7100上で動作確認をしました。その内容を記載します。 私の評価は以下の通りです。 (1) 1980年代の汎用機をPCで動かすことができます (2) フルスクリーンエディタを利用してJCLを作成することで、JOBを実行できます (3) Herculeseエミュレーションですが、数10MIPSの性能のようです (4) 経験ある方ならば、MVSのSysgenから実行して専用環境を構築できます 2.詳細 参考資料を参照すると、2024年5月に更新されているようです。私は、Installation Stepsを実行して環境のGeneration(Build)をubuntu 20.04で実施して、バックアップを取得していました。この環境を復元して、i3-7100で動作確認をして、問題なく動作しました。 i3-7100はx86_64なので、System/370命令セットを理解できません。そこで、Herculesを利用してSystem/370をエミュレーションできる環境を準備して、i3-7100をSystem/370のハードウェアのように見せます。その環境でMVS3.8jを動かします。 MVS3.8jで提供される機能は、シングルCPUのサポート、物理メモリ24MB、ディスクはIBMの3350や3380などのモデルが用意されます。JES2、NET(VTAM)、TSOが起動し、3270端末エミュレータを利用してフルスクリーンエディタのRPFで操作できます。仮想メモリは24MBで物理メモリと同じ設定になっていました。 現在のPCを利用している方には、CPUが1個、メモリが24MB、IBM3350ディスクが300MBと知ると何としょぼい環境と感じると思います。しかし、この規模は1980年頃の大型コンピュータで計算室に鎮座した大規模なシステムと知ると驚かれます。 1984年にIBM PC/ATが登場し...

MQTTをmosquittoで試しました

記事の更新日:2026/09/12 1.概要 IoTデバイス向け通信方式としてMQTTが広く利用されています。Queueと聞くと待ち行列で駅に人が到着するモデルが浮かびます。また、汎用機のジョブ管理(JES2等)のジョブキューや出力キュー、オンライントランザクション処理のインプットキュー等の方が私にはわかりやすく感じます。ネットで調べると、MQTTのmosquittoが簡単で一般的とのことなので、試してみました。その内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) MQTTはランダムに発生するデータを一列に並べて同期処理に変えることができます (2) 一列に並ぶので整合性が取れる形でデータベースなどを更新できます (3) MQTTのmosquittoが簡単で一般的で学習する上で最適です (4) Dockerを利用して簡単に試験できます 2.詳細 参考資料のdocker-hubの記述に従って実施します。 MQTTの環境構築はDockerコンテナを利用することで非常に簡単です。それよりも試験の仕組みを理解して試験するほうが難しい。今回はterminalを3個利用します。1個めはmosquitto本体が稼働している環境です、2個めは受信環境、3個めが送信環境です。 (1) 1個めのterminalを起動 まず、ディレクトリを作成 mkdir ~/mosquitto/config cd ~/mosquitto/config vi mosquitto.conf エディットする中身は下記内容です persistence true persistence_location /mosquitto/data/ log_dest file /mosquitto/log/mosquitto.log 起動 docker run -it -p 1883:1883 -v "$PWD/mosquitto/config:/mosquitto/config" eclipse-mosquitto 下記メッセージが表示されるとOKです。 Status: Downloaded newer image for eclipse-mosquitto:latest 操作方法はdocker-hubに記載はありません。別の参考資料を参照します。 (2) 2個めのterminalを起動 doc...

awkとgawkの整数値の取扱の違い

記事の更新日:2026/09/11 1.概要 awkをよく利用します。awkで処理に困ったことがあり、gawkに変更しました。awkの中でテキストを数値にint関数で変更をしていたのですが、桁数が大きくなるとint関数を利用しているのですが、浮動小数点に変わっていまいました。これは想定外の動きでした。 処理ではintである必要があったので、対処策を探してgawkに変えることにしました。gawkで当面は問題なく処理できるのですが、gawkの場合も桁数が更に大きくなるとint関数の結果が正確ではありません。浮動小数点には変わらないのですが、微妙に数値が変わります。この内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) awkで桁数が大きな値をint関数で数値計算すると、結果が浮動小数点になります (2) これを改善するには、awkをgawkに変えることで改善できます (3) awkをgawkに入れ替えるとシンボリックリンクが変わるだけです (4) gawkでも更に大きな桁数では課題が残ります 2.詳細 基本的には同じですが、gawkの方が精度が高いようです。 (a) awk ubuntu-22.04.5の標準のawkのversionを確認します awk -W version mawk 1.3.4 20200120 Copyright 2008-2019,2020, Thomas E. Dickey Copyright 1991-1996,2014, Michael D. Brennan random-funcs:       srandom/random regex-funcs:        internal compiled limits: sprintf buffer      8192 maximum-integer     2147483647 数字の文字列を数値(int)に変換します echo "1234567890" | awk '{ print int($1) }' 1234567890 echo "12345678901" | awk '{ print int($1) }' 1.23457e+10 10桁までは整...

LinuxMint/UbuntuでWine 11導入!どんなアプリを動かすことができるか

記事の更新日: 2026-09-28 タイトルを短く更新 1.概要 Wine 11.0がリリースされました。メジャーアップデートで「Wine 11.0 6300以上の変更と600件以上の不具合修正を反映」と記載されています。早速、試してみることにしました。 私の評価結果は下記内容です。 (1) メーカー製のインストーラーは途中終了します。レジストリが合わないようです (2) 日本語環境はwinetricksで対応できます (3) exe形式の実行モジュールは動作します。レジストリを必要としないためです (4) Windows版の自作アプリケーションの移行先としてWineは選択肢になります (5) オンラインゲーム分野への対応は進んでいます。Windows環境より良いようです (6) Wine 11.0以降の更新記録も記載( Wine 11.0〜Wine 11.18 ) 2.詳細 環境は、intel i3, Memory 16GBのPCにLinuxMint-21.3を新規導入しました。 Wine 11.0の導入手順を見つけるのに少し手間取りましたが、Wiki/Debian-Ubuntuに詳しく記載されています。 その手順に沿って作業を実施しました。 $ cat /etc/os-release $ sudo mkdir -pm755 /etc/apt/keyrings $ wget -O - https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/winehq-archive.key - $ sudo dpkg --add-architecture i386 $ sudo wget -NP /etc/apt/sources.list.d/ https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/dists/jammy/winehq-jammy.sources $ sudo apt update $ sudo apt install --install-recommends winehq-stable $ wine --version $ sudo apt install winetricks $ winetricks cjkfo...

Ubuntu/LinuxMintをJSTからUTCへtimezone変更する手順

記事の更新日:2026/09/29 評価を加筆 1.概要 PCが単体で動作しているときには時刻の問題は小さなことでした。ネットワークに接続して様々な機器と連携するようになり、時刻のズレが大きな問題となり、NTPを利用した時刻同期が利用されるようになりました。 更に、海外とのデータ交換をするようになるとTImeZoneのズレが問題になりました。同じ9:00であっても、UTCとJSTでは異なります。これが問題になり始めたのはクラウドの利用が始まった頃だと思います。AWSなどのクラウド環境の機器はUTCで運用されています。では、それに接続する機器はどうすべきかについて記述をします。 aws環境はtimezoneがUTCに設定されています。開発用途のPC(ubuntu)は通常はJST環境のため、時刻が合わないで困ることもありました。例えば、日替わりなど日付が変わる処理が存在する場合、UTCとJSTで時刻が異なるために9時間の時間差が発生するので、処理ロジックにTimezone認識が必要です。PC(ubuntu)をUTCに変更すると問題は解決できそうなので試してみました。 私の評価は以下の通りです。 (1) クラウド環境のサーバはUTCで運営されています (2) PCは普通にセットアップするとJSTに設定されます (3) クラウド環境とPC間でデータのやり取りを行うと、9時間の時差が問題となります (4) 時差の問題を回避には、PCをUTC設定ですが、勤怠などJST依存の問題が起きます (5) クラウド環境とPC間でデータのやり取りを行うPCだけ、UTC設定をします 2.詳細 参考資料に沿って確認と設定をします。 $ date $ timedatectl | grep 'Time zone' と実行して、Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)を確認します $ sudo timedatectl set-timezone UTC でtimezoneをUTCに変更します。 $ date $ timedatectl | grep 'Time zone' と実行して、 Time zone: UTC (UTC, +0000)を確認します。 3.所見 クラウド環境を利用するとローカルPCとのTimezoneの差を認識します。特に...

ubuntuで外部接続できない環境でFirefoxを利用すると英語環境になる

記事の更新日:2026/09/29 評価を加筆 1.概要 ubuntu 22.04環境の評価では、Waylandとnvidaの旧型VGAのドライバのnouveauの相性が悪く、様々な問題が発せしして十分な評価ができませんでした。その結果、GUI上で動作するソフトウェアの評価も不十分なままで、ubuntu 20.04からubuntu 22.04へ移行することになりました。 firefoxをubuntu-22.04で利用しています。最近、特に気になることが発生しています。http/httpsで外部接続できない環境でFirefoxを利用すると英語環境になります。どのようなタイミングで、この事象が発生するかは良くわかっていません。 Firefoxはubuntu 22.04からLinuxMint 21.3へ移行して全ての問題が解決しました。多分、障害の原因はsnapに依存するものだと思いますが、利用者にはFirefoxか、Snapか、それ以外のものかを知ることが難しいと感じます。 私の評価は以下の通りです。 (1) Firefoxで起きた問題は、Firefox、Snap、GUI(Wayland)の問題など複数要因があります (2) 利用者側はFirefoxの問題に見えるためネット検索で調べても解決できません (3) AIはSnapからaptパッケージへ変更を推奨します。しかし、保守が課題になります (4) 結果的にubuntuからLinuxMintへ移行しました。現在、安定稼働中 2.詳細 2ヶ月ほど前に気づいたのですが、外部環境接続できない状態でFirefoxを起動すると英語環境になる場合があります。つまり、Internetに接続できない環境ですが、内部のネットワークには接続できる状態です。もちろん、日本語環境のubuntu-22.04上で日本語表示ができていたPCです。ネットに接続して、Firefox上で表示をリフレッシュすると日本語環境に戻ります。 ネットを検索するとFirefoxが英語のメニューになってしまうとの書き込みが複数あるようです。設定変更の方法が記述されていますが、私の場合はネット接続をしてFirefoxの表示をリフレッシュすると復旧しました。Firefoxの問題程度と考えていたのですが、いつまでも修正されないのでFirefoxの仕様が変わったと思っています...

UbuntuでFirefoxが起動しない原因はsnapでした

記事の更新日:2026/09/29 評価を加筆 1.概要 ubuntu 22.04ではWaylandが規定値に変更になり、nvidaの旧型VGAとの相性が悪くて評価試験が進みませんでした。その影響でFirefoxの評価を十分にできないでいました。nvidaを取り外してFirefoxで問題が発生することがあり、Firefoxが起動しない原因を調査して、snapが問題とわかり、対処をしました。Waylandの次はsnapが原因でした。その内容を記述します。 snapを操作するのは初めてです。資料を探して手順に従って操作することをしました。snap自体を良く理解していませんが、特別な閉じた空間にアプリを詰め込んで実行することで、それ以外のアプリと隔離することで安全性を高める仕組みであると認識をしています。しかし、この仕組みが今まで実現できていたことを阻害する原因になっていると思います。 今回は、snap本体をDownGradeすることで以前のリリースに戻すことを最初に実施しました。しかし、Firefoxが起動しない問題は改善しません。次版の候補が表示されていたのでUpGradeを試してみると、Firefoxが起動しない問題が改善しました。原因はsnapのVersionの問題でした。 私の評価は以下の通りです。 (1) Firefoxが起動しなくなり、ネットを調べてSnapを戻してみました。治りません (2) リリース前の次版があり、変えることでFirefoxは起動できるようになりました (3) Snapは、今後、様々アプリをサポートするように変わるようです (4) しかし、apt導入の全てを変えることは無理なので混乱は続きそうなな気がします 2.詳細 (1) snapdのDowngrade snap info snapd channels:   latest/stable:    2.71              2025-08-23 (25202) 53MB -   latest/candidate: 2.72              2025-10-09 (25577) 53MB - ...

ubuntuでbackupをリストアするとFirefoxが起動しなくなりました

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 Firefoxはubuntu 22.04を利用するようになって様々な問題を引き起こすようになりました。Firefoxがsnapで導入されるようになり、隔離した環境で安全性を高めたことにより、今までと環境が異なるために、逆に問題を引き起こしているように思えます。Firefoxはセキュリティなど設定が豊富で柔軟性が高いのでお気に入りのブラウザですが、動作しなければ役に立ちません。今回発生した問題を記述します。 Ubuntu-22.04.5のインストール直後のバックアップをリストア後、修正情報を適用して環境を戻すことをしたのですが、Firefoxが起動しなくなりました。このような経験は初めてなので、少し戸惑っています。長く利用している環境では同じ修正情報を適用しても問題は起きません。その内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) PCで一番利用するアプリはブラウザです、Firefoxが不安定であると作業が進みません (2) snap版のFirefoxからapt版のFirefoxへ移行試験を実施、手間がかかるとわかりました (3) Firmware更新でも直らず、snapを次版のpreリリース版に変えて問題改善 (4) snap版はmouseスクロールが変な動きもします。LinuxMint移行を考え始めたときです 2.詳細 Firefoxをアイコンから起動すると起動しません。 そこで、terminalから起動すると下記エラーが表示されていました。 cannot set capabilities: Operation not permitted Syslogにも同じ内容が記録されていました。 色々調べましたが、原因はわかりません。 GoogleAIに尋ねると、最終的にはsnapで導入したFirefoxを削除して、aptで導入をやり直す提案でしたが、もうしばらく様子を見ようと思っています。 今日、Linux-firmwareの修正が入ったので適用をしました。Firefoxの問題は改善しません。 PCを利用する上でブラウザ( Firefox )が動作しないと使えないと感じたことは初めてです。当たり前に動作していたものであったので、使えない経験がなかっためです。また、単体PCでは利用価値が少なく、ネットにつながっ...

Ubuntu/LinuxMint環境へWinBoat導入と評価をしました

記事の更新日: 2026/09/25 評価の追記 1.概要 Linux上でWindowsアプリをシームレスに動かせるとして注目されている、オープンソースのコンテナツール「WinBoat」。ベータ版ながら「ゲームチェンジャーになる可能性がある」とのレポートを目にし、さっそく試してみました。 結論から言うと、現時点での私の評価は「期待外れ」でした。 (1) WinBoatを実行できるまでの準備作業が多く、負担が大きい (2) WinBoat実行にはリソースを十分に持つPCが必要、試験機では不十分だった (3) 作業途中で問題が発生すると、最初からやり直しになった (4) 試験機では、WinBoat導入後、実用的なスピードで利用できなかった Dockerを利用したコンテナ構成ですが、実際にはWindowsのISOファイルを利用して、Windowsを丸ごとインストールします。動作が非常に重く、十分なマシンリソースがないと軽快には動作しません。同じ環境であれば、仮想マシン(KVM)を構築した方が圧倒的に高速に動作します。本記事では、UbuntuおよびLinuxMint環境での具体的な導入手順と、実際に動かしてわかった課題を記述します。 2.詳細 (1) Ubuntu 22.04環境 試験環境: AMD Ryzen 3200G, Memory 16GB, SSD 256GB, Ubuntu-22.04.5 作業手順は、下記githubの「How Does It Work?」に従います。 https://github.com/TibixDev/winboat (a) Prerequisites(添付資料参照:TibixDev/winboat) Virtualization: BIOS設定済みでした。 Docker: Docker Compose v2、dockerとdocker composeを導入しました Docker User Group: 資料に沿って、sudo usermod -aG docker $USERを実行 FreeRDP: 資料に沿って、Stable版を導入 flatpak: 下記手順で導入 flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrep...

LinuxMInt/ubuntuでlhaを解凍する方法

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 Windows7の頃から圧縮ファイルはzip形式を標準で利用するようになり、以前利用していたlhz形式のアーカイブは見かけることが少なくなりました。Linux環境はzip形式よりもtar.gz形式が多いと感じています。WindowsXPの頃までは必ずlhzを解凍できるツールを導入していたと思います。 Windows98のGameとしてsisen2を利用しようとしたのですが、アーカイブがlhz形式でした。このアーカイブをubuntu環境での解凍に手間を要したので、その内容を記述します。 LinuxMintで新たに試してみるとアーカイブマネージャーで簡単に解凍できました。 私の評価は以下の通りです。 (1) lhaはWindowsXP頃まで主流でした。今では利用され方法も変わってしまいました (2) Windows7以降ではzip形式が広く利用されるようになったと思います (3) lhaをLinuxに導入するだけと安易に考えたのですが、手間がかかりました (4) 後でわかったことですが、アーカイブマネージャーで完結します 2.詳細 (1) LinuxMint 22.3の場合 参考資料の四川省 2.0(sisen2)をDownloadしました。ファイル名はsisen2.lzhです。 LinuxMint 22.3ではsisen2.lzhをダブルクリックするとアーカイブマネージャーが起動して解凍できます。とても便利です。 (2) Ubuntu 20.04の場合 参考資料の四川省 2.0(sisen2)をDownloadしました。ファイル名はsisen2.lzhです。このGameをWin98SE環境で動かすためにubuntu-20.04環境で解凍をするのに手間取りました。 最初に下記コマンドを実行 $ sudo apt install lha-sjis E: パッケージ lha-sjis が見つかりません 次に下記コマンドを実行 $ sudo apt install jlha-util E: パッケージ jlha-util が見つかりません うまくいかないので、lhaは存在するのかもと考えて下記コマンド実行 $ lha コマンド 'lha' が見つかりません。次の方法でインストールできます: sudo a...

aws環境をlocalPC上に実現できるloaclstackを試してみました

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 aws環境をlocalPC上に実現できるloaclstackを試してみました。これは製品版があり、awsが提供しています。awsのクラウド環境とオンプレミスの環境を透過に接続する方法です。バックアップ用途が多いのではないかと思っています。 今回はLocalPC環境では評価や試験が難しいs3に関して調べてみました。aws上のs3で実施する前に、LocalPCで確認することでミスがなくなります。s3の本番環境でミスをすると復旧作業に影響が出ることも考えられるので、localstack利用は選択肢になります。 私の評価は以下の通りです。 (1) aws学習には最適で、Dockerを利用してコンテナで試験でき、負担が少ない (2) S3環境のコマンドをLocalPCで実行でき、無償利用の価値がある部分です (3) LocalPC環境なので無理なことや無駄なことでも試すことができる点がとても良い (4) EC2の仮想マシンが利用できると応用範囲が拡大できるが有償版が必要になる 2.詳細 (a) 環境 HW: CPU i3-7100     Memory 16GB     SSD 250GB OS: Ubuntu-20.04.6 (b) 構築手順 参考資料の通りに構築できます。DockerはUbuntu-20.04の標準品利用。 docker-compose.ymlを以下のように作成 version "3" services:   localstack:     container_name: localstack     image: localstack/localstack:latest     ports:       - "127.0.0.1:4566:4566"            # LocalStack Gateway       - "127.0.0.1:4510-4559:4510-4559"  # external services port range ...

json形式をyaml形式に相互変換を試しました

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 データ受渡し形式は以前はプレーンテキストが主流でした。テキストファイルなので何でも自由に記述でき応用ができました。しかし、この事が汎用性を欠くことになり、jsonやyaml形式を利用して、定義情報と定義値のセットが明確になるようになったと思っています。 Pythonプログラムでデータ定義用途でjson形式を良く利用していました。yaml形式でデータ定義されたものを参照する機会があり、jsonとyamlの関係について、テストプログラムで調べてみました。Pythonプログラムは、json形式もyaml形式も辞書(dic)になるので同じ扱いになります。また、json形式をyaml形式に変換、yaml形式をjson形式へ変換も実施してみました。この内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) Dockerを活用する上で、yaml形式は必須要素です (2) json形式は、JavaScriptの仕様に含まれていたもので必須要素とは思っていません (3) データ受渡し形式は、json形式もyaml形式もプレーンテキストより優れています (4) 汎用性を求められない場合は、プレーンテキストで十分と思います (5) yaml形式とjson形式は相互変換ができます 2.詳細 (a) 試験データ作成 test.json を以下のように作成 {     "node_a": {         "type": "int",         "length": "4"     },     "node_b": {         "type": "float",         "length": "8"     },     "node_c": {         "type": "char",         "length": "1"     } } test.yam...

Ubuntu/LinuxMintで動画ダウンロード対処法!多数のサイトに対応できるアプリ( yt-dlp )の導入手順

記事の更新日: 2026/09/04 1.概要 本記事はWindowsやMacでなく、Linux( Ubuntu/LinuxMint )で動画を処理する場合に関して記述しています。WindowsやMacに関する記事はネット上に多数ありますが、Linux関連は比較的少ない上に、わかりにくいものです。ディストリビューションによってコマンドが異なったり、GUIの設定箇所が変わることがあるためです。 私は今回調べて初めて知ったのですが、参考資料を参照すると、数千の動画ダウンロードサイトに対応しているとのことで、デファクトスタンダード的なソフトウェアがありました。以前はyoutube-dlと呼ばれていたソフトウェアでYoutubeのダウンロード用途でした。現在は、yt-dlpと名前が変わっていますが、もとはyoutube-dlでforkされた製品のようです。 このソフトウェアをネットで見つけることが難しく、自分で色々チャレンジして結論にいたしました。このような動作しないアプリから動くアプリを探す過程も面白いものです。参考にしていただけると良いと思います。 私の結論は以下の通りです (1) ubuntuのリポジトリには動作するyoutube-dlやyt-dlpが更新されていない (2) GitHubから最新のyt-dlpをダウンロードしてインストールする (3) youtube-dlがforkされてyt-dlpに変わっているが、youtubeで利用できる (4) Windows,Mac,Linuxに対応し、デファクトスタンダードとなっている (5) 著作権とダウンロードサイトの利用規約の遵守、自己責任で利用 【重要】本記事の閲覧にあたっての注意事項(免責事項) 自己責任の原則 : 本記事で紹介するツール(yt-dlp)の利用は、すべて利用者の 自己責任 となります。万が一、利用によって生じたトラブルや損害について、当ブログは一切の責任を負いません。 著作権法の遵守 : 著作権法(第30条1項2号)により、 違法にアップロードされたと知りながら音楽や映像をダウンロードする行為は私的使用であっても違法 (刑事罰の対象)となります。必ず合法的に公開されているコンテンツのみを対象としてください。 利用規約の遵守 : 各動画配信プラットフォーム(YouTube等)は、規約で外部ツールによ...

Docker Desktopの変わりにコマンドでDockerを利用 ( Dockerfile / docker-compose.yaml )

記事の更新日: 2026/08/25 1.概要 Docker Desktopの有料化は2021年9月から実施されています。DockerはLinux kernelの機能を利用して実現されており、Linuxのない世界では動作しません。WindowsやMacはLinuxのない世界です。WindowsはWSLの仮想環境でLinuxを利用できますが、WindowsやMacでDockerを利用するには、Docker Desktopを利用するのが一般的と認識しています。 私はLinuxをネイティブ環境で利用しているので、Dockerを利用するためにDocker Desktopを利用する必要性はありません。Dockerをコマンドで利用します。このことに関して、記述をします。 2.詳細 参考資料を参照すると、「Docker Desktop は、CLI を使って主要な処理を行わなくても、コンテナ、アプリケーション、イメージをマシン上から直接管理できる」と記述されています。逆に捉えると、CLIを利用するとDocker Desktopは利用しなくても良いことになります。 DockerはLinuxのkernel機能を利用していることを理解しておくことが重要です。従ってDocker実行環境ではLinuxのOSが起動していることになります。Macの場合はLinuxを仮想環境で動かしてその上でdockerを動作させていると理解しています。Windowsも同じですが、WSL環境はubuntuなので、これを利用してdockerを動かせます。 Docker Desktopは形の上では仮想環境にDockerを導入したものだと思っています。GUIベースで利用できるので便利なので利用する方が増えているのでしょう。利用者にはLinuxの存在を意識させないものとなっていると思っています。 私はubuntu上にDockerを導入して直接利用しているので、Docker Desktopを利用したことはありません。Dockerを利用する上で理解しておくことが2つあります。1つはcontainerを構成するDockerfile、もう1つはcontainer実行環境を提供するdocker-composeです。両者を理解するとCLIでdockerを利用できます。CLI環境になれるととても便利であると思っています。 3.所見 D...

ファイル作成を検知するinotify-toolsを試しました

記事の更新日: 2026/09/07 1.概要 ubuntu環境でファイルが作成されたことを検知する仕組みとしてinotify-toolsをネットで見つけて、検証しました。まず、どのようにして検知できるのかをLocalPCで確かめました。次に、Google Driveをgoogle-drive-ocumlfuseでmount後、動作するか試験しました。この内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) LocalPC環境ではinotyfy-toolsは期待通りに動作します (2) google-drive-ocumlfuseのmount環境では単体ファイルのみ動作で期待はずれです (3) 従って、inotify-toolsをGoogle Drive上で活用することは断念しました (4) この機能とコピー機能を代替できるツールとしてrcloneがあります 2.詳細 inotify-toolsには、inotifywaitとinotifywatchが提供されますが、今回はinotifywaitに着目します (a) インストール 参考資料に沿って、インストールします。環境はubuntu-20.04.6です。 sudo apt install inotify-tools (b) ファイル検知設定 ローカルに検知用のディレクトリを作成します mkdir /home/username/share 検知用shell(test.sh)を作成します 今回はファイルが完了したら検知する設定にしました。 inotifywait -m /home/username/share -e close_write |     while read -r directory action file     do         echo "$directory, $action, $file"     done 検知用shell(test.sh)を実行します sh test.sh Setting up watches. Watches established. と表示されて止まります。 (c) ファイル検知試験 別のterminalを開いて、shareディレクトリに入ります。 cd /home/u...

openSSHで脆弱性の大きな問題が発生 ( openSSH / openSSL / SLUBStick )

記事の更新: 2026/08/31 1.概要 openSSHで脆弱性の大きな問題が発生して対応した内容です。既に過去のことになっていますが、openSSHで問題が発生すると影響が大きいので、すぐに修正を適用しましょう。 また、openSSHに関連したツール類の利用に関して試したことを追記しています。色々なことがopenSSHを基盤に実施することができます。参考にしてください。 2.詳細 ubuntu terminalから下記コマンドでsshのVersionを確認します。 ssh -V (a) ubuntu 20.04.6 6月頃の少し古い環境です OpenSSH_8.2p1 Ubuntu-4ubuntu0.11, OpenSSL 1.1.1f  31 Mar 2020 アップデートをしました。 OpenSSH_8.2p1 Ubuntu-4ubuntu0.11, OpenSSL 1.1.1f  31 Mar 2020 このバージョンは過去に修正済みで問題ないようです。 (b) ubuntu 22.04.4 6月頃の少し古い環境です OpenSSH_8.9p1 Ubuntu-3ubuntu0.7, OpenSSL 3.0.2 15 Mar 2022 アップデートをしました。 OpenSSH_8.9p1 Ubuntu-3ubuntu0.10, OpenSSL 3.0.2 15 Mar 2022 (c) ubuntu 24.04 6月頃の少し古い環境です OpenSSH_9.6p1 Ubuntu-3ubuntu13, OpenSSL 3.0.13 30 Jan 2024 アップデートをしました。 OpenSSH_9.6p1 Ubuntu-3ubuntu13.3, OpenSSL 3.0.13 30 Jan 2024 3.所見 OpenSSHは利用されている範囲が広く、使われているOS環境も異なります。修正情報を提供する側も大変ですが、適用する側も間違えないように適用するのは大変です。 4.追加 本件に関連して調べたことや試したことを参考として追記します。 (1) openSSHで脆弱性の大きな問題が発生をWindows11のwslで確認 Windows11のWSL上のopenSSH脆弱性対応が気になったので試してみました。 まず、Windows updat...