投稿

ラベル(hardware)が付いた投稿を表示しています

PCの搭載メモリ容量基準とメモリ不足時の対策

 記事の更新日:2026/10/18 記事公開 1.概要 PCに搭載するメモリ容量はどの程度が良いかの判断基準はとても難しいものです。Linuxは比較的軽量なOSなので少ないメモリでも動作しますが、現実的には8GB以上のメモリは必要です。最近はAIをlocal環境で動かす場合があり、メモリ搭載量が多いほど処理を実行するには有利です。AIをlocalPCで動かす場合は、GPU及びGPUに搭載されるメモリ容量も重要です。しかし、今回はPCのメモリ容量に関して着目をします。 まず、メモリの容量の選定方法を記載し、次にupgrade時期と方法、更に、メモリ不足に備える対策に関して記述をします。 私の評価は以下の通りです。 (1) メモリ購入はメモリスロットの数と同等数を同一スペック品を用意する (2) 世代交代で容量が大きなメモリが安価に手に入るようになった時に、同様の方式でメモリをアップグレードする (3) メモリ不足に備えるにはswap領域を設定することであるが、性能は劇的に低下する (4) SSDを利用する場合はswap定義をしない、しかし、メモリ不足はPCハングとなる (5) zram製品があり、swapの代替になりそうだ 2.詳細 (1) 物理メモリ容量の選択 私個人の考え方ですが、メモリはマザーボードのメモリスロットの数だけを同一容量で同一スペックの製品を購入していました。例えば、メモリスロットが2個のマザーボーでは、最初に4GBを2個購入します。メモリスロットが4つの場合は、4GBを4個購入します。メモリスロットを埋める理由はインターリーブが効果的に利用され、メモリアクセス速度が上がるためです。空きスロットができないようなマザーボードとメモリ容量の選択をします。 最近、メモリとSSDの価格が高騰して、メモリの世代が変わっても中々値下がりしません。以前は1世代や2世代前の製品は、最高性能のものが安価に入手できました。私は、メモリの世代交代が進んで旧世代のメモリ価格が下がった時に、4GBを2個から8GBを2個に交換していました。交換する場合の考え方も同じです。基本は同一性能の製品をメモリスロット分購入します。PC利用は、個人の趣味の範囲なので金額的に負担が少ない方法を選択していました。 (2) メモリ不足発生時の対応としてのswap領域 しかし、16GBの...

Jumper EZbook 3 proが文鎮化、電池を交換して復活しました

記事の更新日:2026/09/27 評価を追記 1.概要 2018年に購入したJumper EZbook 3 proが充電しても1〜2分で電源が落ちるため電源ケーブルを接続して利用をしていました。先日、起動をするために電源スイッチをOnにしても動作しません。文鎮化してしまいました。電池の状態が悪かったことは認識しており、電池交換で復活できないかを検討しました。 問題は2018年に購入したPCに装着できる電池が入手できるかです。まず、ネットを検索するとJumper EZbook 3 proの電池交換がネジ止めだけで簡単に実施できたとの記事を見つけました。次に、amazonで商品の有無を調べました。このJumper EZbook 3 proはamazonで入手した製品であったからです。この内容に関して記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) Jumper EZbook 3 proの電池は専用電池でした (2) 電池が完全に駄目になると、電源接続状態でもPCは起動しません。文鎮状態です (3) amazonで購入したのでamazonで交換電池を探して見つけることができました (4) 交換はドライバーだけで簡単です。電池が変わると使い勝手は激変で良くなります 2.詳細 Jumper Ezbook 3 proはN3450搭載で、Memory 6GB、eMMC 64GBです。これに256GBのSSDを増設してLinuxMintで利用していました。Jumperはファンレスなので電池の持ちは良く、重宝していました。JumperはeMMCにWindows10が導入されていました。追加したSSDにUbuntu(多分16.04)を導入してeMMCはデータ領域で利用。更に、18.04, 20.04, 22.04、更にLinuxMint 21.3, 22.3と変わっていきました。 8年間稼働していたことになります。今年になって、電池が1時間未満で突然PowerOffする問題が発生。5分間持たなくなり、最後は1分間持ちません。電池が駄目になっていたことは認識していましたが、突然、電源アダプタを取り付けた状態でも電源Onで起動しなくなり、文鎮化しました。 Amazonで購入したので、Amazonで交換可能電池を探すと見つかりました。提供ベンダーに交換可能か確認して購入。電池交換は簡単でし...

N3450環境でLinuxMint 22.3を利用するとサウンドデバイスがDummy Outputになる

記事の更新日:2026/09/29 評価を加筆 1.概要 古いNotePC(Intel N3450)でLinuxMint-21.3からLinuxMint-22.3へ移行した時に、Sound DeviceがDummy Outputになり、音が鳴らなくなりました。Intel N3450(jumper)にLinuxMint 22.3を導入すると音がなりません。Sound DeviceがDummy Outputになっていたので、それを修正する手順を示します。 私の評価は以下の通りです。 (1) LinuxMint 21から22の移行でサウンド関連が変わったと思います (2) Intel N3450は少電力CPUですが、core-iのシリーズと異なり、標準と違うのでしょう (3) 最新のSOFドライバーをmodprobe.dに設定して改善しました (4) この情報はネットで見つけることが難しく、AIに頼りました 2.詳細 Ubuntu 20.04, Ubuntu-22.04, LinuxMint-21.3で問題なく動作していたので、音が鳴らないなど考えもせず、LinuxMint-22.3移行時にテストもしていませんでした。ふと、サウンドテストをすると何も鳴らない。Sound DeviceがDummy Outputになっているのに気が付きました。 ネット検索すると求めると、Dummy OutputになるのはIntelの10世代CPUで起きるようです。修正方法は下記内容でsound driverを適用するように設定することでした。 ネット上にも参考資料があり、dsp_driverの指定には、1,2,3の3つが選択できるようです。 適用したdsp_drive=3は、最新のSOF(Sound Open Firmware)ドライバーを強制適用するようです。この適用で改善しました。 sudo -i echo "options snd-intel-dspcfg dsp_driver=3" > /etc/modprobe.d/inteldsp.conf reboot 3.所見 最近のPCはコア数が多く、また、コアは機能別に用途が異なるものもあります。コア数が多くなると制御するのが難しくなります。最近はBIOSでCPU関連の問題点調整をしているらしいので、Firmwa...

LinuxMintで高解像度NotePCでdisplay resolutionの変更をしました

記事の更新日:2026/09/22 評価の記述、誤字の修正 1.概要 新しいPCは性能向上が著しく、CPU性能だけでなくディスプレイの解像度も高度化しています。以前はVGA,SVGAを利用して、1024x768のディスプレイが利用できるようになると、「すごい」と思ったものです。更に、1920x1080の横長のハイビジョン対応のディスプレイを利用できるようになって、操作性が著しく良くなりました。 linux起動時のkernel paramaterに参考資料に記載があるvgaパラメータを以前は設定していました。いつ頃からわすれましたが、vgaパラメータでは解像度は変更できなくなってしまいました。ディスプレイの解像度は、HWの進歩により非常に高密度になってしまい既定値(最高の解像度)では文字を読むことがとても辛くなりました。 新しいkernelパラメータとして、video=1024x768があるとの記事を見つけて試したのですが、思ったようには解像度は変わりません。efi環境で解像度変更をGoogleAIに助けてもらって実現できたので、その内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) kernel parameterに、nomodeset video=efifb:1024x768を設定できます (2) uefiBIOS上のframebuffer設定で解像度を下げる設定です (3) 標準のvideo=1024x768ではuefiBIOSでの設定変更はできないようです (4) 理由はわかりませんが、nomodesetの組合せが使えました 2.詳細 利用したのはディスプレイが3:2の表示可能なNotePCです。解像度は2160x1440です。これでは文字が小さくてテキストモードで読むのはとても辛いのですが、仕方なく利用していました。色々過去に解像度設定を試したのですが、nomodesetを指定しても解像度を下げることができず、半分諦めていました。 GoogleAIが提案したkernelパラメータは、video=efifb:1024x768です。 しかし、この設定でも解像度を下げることができません。 ダメ元で、nomodeset video=efifb:1024x768と設定すると表示解像度を1024x768に変更できました。何でも試してみるののです。以前は無理な設定をす...

SynologyでRAID1 RecoveryでDisk交換を試しました

記事の更新日:2026/09/29 評価を加筆 1.概要 SynologyのNAS( DS216J )でディスクでエラーが発生しました。RAID1(ミラー構成)であったので代替NASへデータを移行していたのですが、ディスクを入替えて復活させることに挑戦しました。新品のディスクに交換して初期設定すると良いのですが、せっかくのチャンスなのでRAIDのリカバリで復旧することに挑戦しました。 SynologyのNASでディスクのRAID修復は初めてです。大型のストレージ装置でRAIDのリカバリ経験はあるので、手順書を参照しながら実施できると考えました。RAID1のリカバリ手順を利用して、RAID1構成の2台のディスクを新しいディスクへ入れ替えるた手順となっています。 私の評価は以下の通りです。 (1) RAID1構成はデータ消失リスクは低いのですが、ディスクエラー管理は必須です (2) 機種に依存ですが、容量が多ければ異なるディスク間のRAID1も実現できました (3) RAID1同期時間短縮と考えて、ディスク上のデータ削除は無意味でした (4) 同じ型番のディスクでRAID1同期は時間短縮になりました 2.詳細 SynologyはToshibaの2TBディスクが2台でRAID1構成です。ディスクが1台クラッシュしたので、既に代替NASへ移行していたのですが、2TBのディスクを2台購入して、Synologyの復旧をしてみました。ディスクが値上になり、同じ製品でなく、手頃な値段のディスクを購入しました。1台を交換してRAIDを修復すると利用できるのですが、異なる製品で性能も違うので、もう1台もこのタイミングで交換することにしました。OS部分の再導入は実施せずにRAIDの修復を行いました。 手順は以下のとおりです。 (1)故障ドライブの確認 Synologyを起動するとRAID構成が片系になり、ストレージマネージャが起動します。 まず、故障したドライブを見つける機能で探します。Disk1が故障であることを確認します。 (2)SynologyからDisk1の取外し 分解するので掃除もします。Disk1の取付位置はディスク取付金具に記載されています。 (3)Synology起動 Disk2だけで起動することを確認します。OS部分を再利用するので、不要なデータ部分は削除して、RAID...

ラウンドロビンを採用するNTPサーバのYAMAHAルータへのフィルタリング設定

記事の更新日:2026/09/29 評価を加筆 1.概要 NTPサーバへのアクセスの規定値を変更しました。また、この設定でYAMAHAルータ上でNTPへのアクセス制御をfilter定義も実施したいと考えて、ドメイン名の定義設定をしました。ntp.jst.mfeed.ad.jpのfiller設定をYAMAHAルータ(RTX)に実施したのですが、NTP同期ができなくなりました。正確にはできない場合とできる場合が起きていました。 原因を調べた結果、ntp.jst.mfeed.ad.jpには3台のNTPサーバが準備されており、同一ドメイン名でラウンドロビン方式で分散アクセス設定されていました。ラウンドロビン方式のURLをfilter設定をしたのは初めてのことです。この場合、全ての候補をfiltter許可設定しなければ、正しいアクセス制御ができないとわかりました。その内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) 有名なNTPサーバがラウンドロビン方式で運営されていると知りませんでした (2) YAMAHAのルータで単純なフィルタリングをすると問題が発生します (3) 動作する場合と動作しない場合が起きてしまい原因を調べることに時間が必要でした (4) 現在のネットは、53/udp, 123/udp, 443/tcpが通ると動作します。NTPは認証に必須です 2.詳細 ntp.jst.mfeed.ad.jpはDNSラウンドロビンの設定で下記URLを利用しています。 ntp1.jst.mfeed.ad.jp ntp2.jst.mfeed.ad.jp ntp3.jst.mfeed.ad.jp NTPへのアクセス制御にntp.jst.mfeed.ad.jpを設定したために、常にNTP同期できなくなってしまいました。クライアント側にもntp.jst.mfeed.ad.jpを設定したのが理由です。RTX側がフィルタリングしたNTPサーバとクライアントがアクセスするNTPサーバが一致しなかったと思われます。 具体的には、YAMAHA上に設定したntp.jst.mfeed.ad.jpは設定したタイミングでntp1.jst.mfeed.ad.jpのip-addressとラウンドロビン設定が一致していたとします。つまり、この時点でntp.jst.mfeed.ad.jpは、ntp1.js...

クラウド環境に慣れてしまうと物理機器への対応が難しい

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 クラウド環境のサービスに慣れてしまうと物理PCで同じことを実施しようとした時に予想しなかったことに遭遇します。postgresqlを十分なメモリを搭載した物理PCで動作させた時に、メモリが想定されたように利用されないことに気が付きました。ネットで調べると、shared_bufferの値を変えることが必要とわかりました。クラウド環境は便利ですが、物理PCへ移行が必要になった時に、必要な設定事項があることを再認識しました。 また、物理サーバ上でPostgreSQLを稼働させる際に経験したこと、性能測定を実施したこと、explain analyzeを利用して、詳細を調べたことに関しても記述をします。 私の評価は以下の通りです。 (1) クラウド環境はアプリケーション開発者がシステム基盤を設定できます (2) その理由は物理的な相違点をなくして、論理的な側面だけに変えているからです (3) しかし、オンプレミスで作業をする場合は、物理的な側面の設定が必須です (4) クラウドに慣れてしまうとオンプレミスでの作業を難しく感じてしまいます 2.詳細 (1) 実際に遭遇したこと Oracleなどの商用databaseを大規模サーバで動作させるときには、ベンダーに必要な設定変更を確認することができます。しかし、OSSのdatabase(postgresqlなど)を利用する場合、小規模環境を前提としており、環境に合わせた設定変更が必要になるようです。 最近は、PCのリソース(core数、物理メモリ、ストレージ)が安価になり、以前の大規模サーバレベルが個人でも利用できるようになっています。しかし、提供されたPCリソースをどのようにして効率的に利用するかはとても難しく、運用しながら調整をすることになります。 今回の事例はpostgresqlです。 共有メモリバッファ(shared_buffers)はデータをキャシュするメモリ領域です。既定値は128MBでした。 今回は16GBのメモリ搭載のPCなので、/var/lib/postgresql/data/postgresql.confのパラメータを変更しました。 shareed_buffer = 4G (2) postgresql-clientのupgradeでエラー発生 ubuntu...

PCとディスプレイの接続に利用するdisplay portの変化

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 PCの利用はWindows 3.1からです。当時はモニタと言われるブラウン管のディスプレイを利用していました。17inchのブラウン管ディスプレイはとても重い上、表示は傾いたりしていて今の液晶ディスプレイの使い勝手とは異なるものでした。 PCとモニター接続は長い期間をかけて変化してきました。最近、古いモニターを交換してDP(DisplayPort)に関して調べたのでその内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) PCとディスプレイの接続方法は、同時に発展をしてきたと思います (2) しかし、ディスプレイの買い替えタイミングが長く、PCが先に変わります (3) PCの接続方式が先行し、ディスプレイは遅れた接続方式となる傾向があります (4) 数回の買い替えが起きた後、PCとディスプレイの接続に大きな差があると気が付きます 2.詳細 モニターがブラウン管を利用していた時代から液晶に代わり、接続インターフェイスも変わってきました。ブラウン管時代はVGAのアナログインターフェイスでしたが、液晶に変わってデジタルインターフェースになり、スピーカーも内蔵されるようになりました。 VGA => DVI => HDMI/DisplayPort => usb-c と変わってきています。 PC側の出力インターフェイスとモニターの入力インターフェイスは同じような時期に変更されていますが、PCの買替サイクルが短いので、モニター側のインターフェイスがPCのインターフェイスよりも古いことが起きてしまいます。例えばPC側がHDMIの出力でモニター側がVGA/DVIなどです。この時に変換ケーブルが必要となりますが、実現できない組み合わせがあることを知りました。 DP(DisplayPort)はその例です。HDMIとDPはDVIと音声を一つにしたインターフェイスのようですが、実現方式が異なっているようです。DPはパケット方式を利用しているとのことで単純な接続ケーブル変換方式での実現とはならないようです。 一般に販売されているDP→DVIは片方向変換でDVI→DPを実現する製品は限られているようです。しかし、PC側のusb-cからDPへの変換ケーブルは多数あります。usc-c側でDPをサポートする仕組みがあるようで...

中古マザーボードを購入して調整に苦労しました

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 長い間利用していたamd athorn 2xのCPUから中古のi5に移行しました。性能上の問題というよりもavxなどの新しい命令セットを利用できないことが大きな理由です。入替えをした最終的な結果は、ubuntu-20.04は何の変更もせずに利用できています。しかし、正常に動作するまでには、色々な問題が起きました。この内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) ベンダー正式品でなく、OEM提供品の中古マザーボードはBIOS提供が不明瞭で難しい (2) uefiBIOSでWindows利用の場合、secure boot設定がされている場合がある (3) MemoryやSSDとの相性問題が発生したのでBIOS更新、結果、文鎮化になってしまった (4) CH341Aを利用して文鎮化したBIOSを復活させることに成功、ラッキーだった 2.詳細 (1) Secure Boot Vioration発生、BIOSのOS-Typeの変更で改善 i5搭載の中古品マザーボードを購入しました。CR2032の電池を交換、DDR3 memoryを8GB x 2枚装着して、BIOS起動を確認。しかし、下記Errorで止まります。 Secure Boot Vioration マザーボード、CPU、Memoryだけの状態で、起動はするけれどBIOSが例外エラーで停止します。CMOSのクリア、BIOSの既定値リセットを試してみましたが、状況は変わりません。 そこで、Google AIに尋ねると、OS-Typeの変更で改善するとのことでした。BIOSのOS-TypeをWindowsからOtherに設定して正常に起動しました。 次にBIOSのBoot設定をして、SystemRescueのUSBを起動し、memtest86で16GBのメモリが正常に動作することを確認しました。 上記作業で基本的な確認を終えたので、amd athon搭載のマザーボードに接続されていた機器(SSD,DVD,Disk,Keyboard,Display,無線mouse,speaker)をi5搭載のマザーボードに接続して起動。何も変更することなく、amdからintelへの移行ができました。 (2) SSDの認識ミスで起動失敗するのでBIOS設定調整をしました 発生し...

LinuxMintでCH341Aを利用したPCマザーボードのBIOSリカバリ

記事の更新: 2026/08/23 1. 概要 MSIのマザーボードのBIOS更新で失敗してしまいBIOSが起動しなくなりました。中古のマザーボードを更に購入して、CPUとMemoryを移設して問題は改善したのですが、動かないマザーボードを修復する手段はないかとネットで調べました。 参考資料の記事をネットで見つけて、マザーボード上のBIOSチップを調べて、同じ方式で復旧できそうな感触を得たのでCH341Aをアマゾンで購入しました。BIOSのアップデート経験にHWの知識があると可能と思い、試してみる気になりました。 参考資料の記事はWindows環境でCH341Aを利用しています。今回、LinuxMint環境で動かすことができるかの不安はありました。幸いにもCH341Aは高価な物でないことが、作業をやる気にさせたと思っています。 CH341Aを動かすソフトウェアはgithubからDownloadした上で、ビルドしました。記述されている説明通りに環境構築ができ、実際のソフトウェアの利用方法もWindowsとあまり変わらず、参考資料の手順に沿って実施することができました。この内容を記述します。 2. 詳細 (1)概要編 参考資料はThinkPadに関する記述ですが、搭載されているBIOSのフラッシュメモリーのwinbond 25Q128FVSQが同じであったので手順を参照してできると考えました。購入したCH341Aには中国語の説明が書いてあったので、OSSを活用することにしました。 まず、ThinkPadの資料を読んで全体の流れを掴みます。 丁寧な説明資料で良くわかります。 次にCH341Aを利用するOSSをUbuntu-20.04.6でBuildしました。 ThinkPadの資料で利用するSoftwareと異なりますが、大体同じで問題ありません。 私はこの方式で動作しないマザーボードを復活することができました。 CPUとMemoryを再度移設して、マザーボードのBIOS起動確認で完了です。 (2)設置編 まず、AmazonでKeeYeesのCH341Aを購入します。参考資料にAmazonのURLのリンクがありますが、AmazonでCH341Aで検索することをおすすめします。金額は1400円程度で購入できます。 参考資料では、Windows対応のCH341AのSoftwa...

内蔵GPUと外付けGPU

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 GPU(Graphics Processing Unit)はAI処理で注目を浴びています。CPU(central processing unit)内にもGPUは存在しています。内蔵VGAと呼ばれるものです。それに対してnvidiaなどのVGAは外付けVGAと呼ばれます。一般的な用途でどの程度の差があるか気になったので調べてみました。 GPUはある意味のベクトルプロセッサです。以前ならばスーパーコンピュータと言えます。1万円前後のGPUでも内部に1000個程度のプロセッサがあるベクトル演算装置です。画像処理は表示する点を制御しますが、同時に処理をする必要があり、内蔵するプロセッサを並行稼働させる必要があったことに気がついた方がGPUとして利用を始めました。 私の評価は以下の通りです。 (1) 内蔵GPUとはCPUに存在するVGA機能ですが、十分な機能と性能があります (2) 内蔵GPUをVGAとして利用すると、外付けGPUのVRAMを計算処理に全て使えます (3) 内蔵GPUと外付けGPUを両方使うにはBIOSの調整の設定が必要になります (4) 設定に苦労しますが、内蔵VGAで表示、外付けGPUで計算処理は合理的です 2.詳細 ネットの情報では、ゲーム、動画制作、3DCAD、VR、機械学習・ディープラーニングが外付けGPUを必要とするようです。一般的な文書、表計算、ブラウザなどでは内蔵GPUで十分な範囲と考えられます。 ゲームと言っても3Dを利用するゲームとWindows98時代の平面的なゲームでは当然異なると思います。また、利用しているubuntu+dosbox-x+windows98se上の環境にはnvidiaドライバは設定できないので外付けGPUは意味がないような気がしてきたので、実際に試してみました。 環境はAMD Athron II環境で、内蔵GPU(chipset内蔵)とnvidia-GT9500環境をWindows98se上のgameを3種類動かして比較しました。結果は体感速度では何も変わらない気がします。 多分、ubuntuではnvidaを認識(nouveau)しているのですが、dosbox-x上のwindows98seにnvidiaのドライバは無いので使えていないと思われます。また、使えてい...

ubuntuでwaylandを利用する上で、旧型nvidaは問題が多くて取り外しました

記事の更新日: 2026/09/06 1.概要 この記事は2025年なので昨年の記事です。ubuntu 22.04とubuntu 24.04の評価を実施していたのですが、Loginした直後から表示が壊れたり、フリーズする事態が起きていました。ネットを調べて、Wayland, Xwayland, nvidaのドライバnouveauの組合せ障害とわかり、nvidiaのVGAを取外して、CPU内蔵VGAに切替えました。その決断をした時の記事で、備忘録に必ず残したいと考えて、少し修正をしました。 ubuntu 22.04の評価環境ではディスプレイ表示に関する問題が多数発生しました。後でわかったことですが、標準のWaylandと互換性を維持するためのXwayland、更にnvidaの旧型VGAを制御する部分のnouveauドライバの問題でした。 ubuntu-22.04の試験環境では、nouveauドライバ問題が判明したので、旧型nvidiaのVGAを取外して、CPU内蔵のVGAを利用しています。ubuntu-22.04の更新を参照するとxwaylandのモジュール更新が頻繁していたので、気になったので調べてみました。その内容を記述します。 私の認識は以下の通りです。 (1) 旧型nvidiaとは、NVIDIA GeForce GTX以前の製品と考えました (2) NVIDIA GeForce GTXとnouveauは相性が良くない (3) Xwayandを利用してX-WindowsアプリをWaylandで動かすのは無理があります (4) CPU内蔵VGAは十分使えます  2.詳細 参考資料によると、Waylandは新しいディスプレイサーバでX-Windowsを置き換えるものでした。WaylandとX-windowsはアプリーションに互換性がないため、従来のX-windowsのアプリケーションを動作させるための互換機能として、xwaylandが用意されていたようです。xwaylandが規定値になっているので、私は、長い間、問題のある環境で試験をしていたことのようです。 xwaylandとX-windowsの切替は、login時に実施できます。参考資料を参照してください。ubuntu-20.04は既定値がX-windowsでWaylandを選択することができます。ubu...

grubでbootできなくなった2048 sector以内のディスク障害

記事の更新日:2026/10/14 SSDで似たような問題が発生 1.概要 去年のことですが、500GBのディスクがクラッシュのメッセージを出力して、grubによるブートができなくなりました。しかし、不思議なことにfsckを実行するとエラーなし、各パーティション内のファイルも参照できます。パーティションテーブルを再構築して、再度試しても状況は同じになります。 ディスクのクラッシュは何度も経験し、PCから取り外してUSB接続で確認する機器を利用して検査をしています。クラッシュした場合は異音がするのですぐにわかります。異音がない場合でもディスクを認識できなくなり、異常なことに気が付きます。 今回のケースは異音もなく、ディスクも正常に認識され、fsckの実行やgpartedによる初期化も問題ないのですが、OSを再導入してGrubブートを実行するとエラーになり止まってしまいます。 この問題に関して、私は以下のように認識をしました。 (1) ディスクの先頭1MB(0〜2047セクター)の物理エラーを検出・修復できません (2) 上記領域にはMBR以外にbootに必要なモジュールが保管されています (3) ddコマンドを利用すると内容の確認や修正も可能ですが、とても難しい (4) 通常ツールでは問題ないディスクでも使えなくなる場合があることを理解しました 2.詳細 障害を解析した訳ではないので、詳細に関しては不明瞭な点が多数あります。grubを利用したbootだけがだめになってしまたディスクのようです。別の代替ディスクに交換して、環境を再構築すると問題はなくなりました。つまり、ディスクはクラッシュしていたと言うことですが、gparted, fsck, fdisk, mkfsでエラーにならない故障でした。 fdiskでディスクを調べていて、2048セクター以前の領域はユーザ側で利用できないことに気が付きました。0〜2047セクターなので、2048 * 512 = 1MBの領域です。ここには、パーティションテーブル以外にもbootに必要な情報が保管されていると認識しています。 Grubの詳細な仕様はわかっていませんが、2048セクター以前の領域を利用すると理解していました。Grubでエラーが発生して、2048セクター以降では何も問題が発生しない。更に、Gpartedでパーテ...

ディスクの状態を確認するためにsmartctlを利用しました

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 smartctl は、ストレージデバイス(HDDやSSD)の健康状態や S.M.A.R.T. 情報を監視・診断するためのコマンドラインツールです。S.M.A.R.T.を利用すると、使用時間や電源投入回数、温度、不良セクタ数を調べることができます。実際に、ディスクの状態を確認するためにsmartctlを利用しました。その内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) smartctlは標準機能です。ストレージ障害に備えて利用方法を学習しましょう (2) 使い方は簡単ですが、表示内容の理解が難しい (3) 短期的な観察よりも、長期的な視点で観察することを求められる (4) ストレージ運用の経験値を上げることが重要なこと 2.詳細 (1)調査を始めた理由 500GBのディスクがクラッシュのメッセージを出力して、grubによるブートができなくなりました。しかし、不思議なことにfsckを実行するとエラーなし、各パーティション内のファイルも参照できます。パーティションテーブルを再構築して、再度試しても状況は同じになります。この内容に関して記述します。 障害を解析した訳ではないので、詳細に関しては不明瞭な点が多数あります。grubを利用したbootだけがだめになってしまたディスクのようです。別の代替ディスクに交換して、環境を再構築すると問題はなくなりました。つまり、ディスクはクラッシュしていたと言うことですが、gparted, fsck, fdisk, mkfsでエラーにならない故障でした。 fdiskでディスクを調べていて、2048セクター以前の領域はユーザ側で利用できないことに気が付きました。0〜2047セクターなので、2048 * 512 = 1MBの領域です。ここには、パーティションテーブル以外にもbootに必要な情報が保管されています。私はmsdosパーティションテーブルを利用しているので、MBRが存在します。今回の故障はMBRは無事ですが、2047セクター内のmsdosパーティションテーブル以降の場所でクラッシュが起きたようです。ユーザーが普通利用する領域は無事なのでデータディスクとしては使えるようです。 (2)smartctlの調査 S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysi...

Ubuntu/LinuxMintをmicroSDに導入する方法

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 ubuntuのresucue用途としてusb boot形式のubuntu liveCD, systemrescue, boot-repairなどを利用していますが、通常利用している環境のubuntuを利用したresucue用のboot usbが欲しいと思っていました。microSDをusbに変換するアダプターを購入したので、64GBのmicroSDにubuntu環境を構築しました。この方法はLinuxMintでも利用できます。その内容を記述します。 microSDからBootするにはBIOSを利用します。LegacyBIOSの場合は問題ありませんが、uefiBIOSの場合でWindows11が導入済みであり、かつ、secure bootをOnになっているとmicroSDからBootできません。secure bootがOnになるとWindows専用機になってしまいます。 私の評価は以下の通りです。 (1) 緊急時の起動用USBを作成するためにmicroSDを利用しました (2) USBメモリと比較して、容量を確保できるので普段利用環境を構築できます (3) USBに変換するアダプターを利用します (4) 性能面では問題ありません、SSDには及びませんが、十分な性能が出ます 2.詳細 (a) microSDの初期化 usb変換アダプターにmicroSDを取り付けます。usb bootのubuntu liveCD(20.04.6 desktop)を利用して、起動をしてからgpartedでmicroSDのpartion tableをmsdos形式で初期化します。更に、microSDの64GB領域全てをext4で初期化します。 (b) ubuntu-20.04.6 install usb bootのubuntu liveCD(20.04.6 desktop)からinstallerを起動して、microSDのext領域(私の場合は/dev/sdd1)にinstallします。bootは/dev/sddを選択します。問題なくインストールできました。 (c) 起動 non-uefi BIOSでusb boot可能なPC(私の場合は古いNotePCを利用)にusb変換アダプターにmicroSDを取り付けて、BIOSの設定をUSB...

Memoryが4GBの場合、ubuntu-24.04のインストーラが起動できない

1.概要 Memory容量が4GBのPCで、ubuntu-24.04のインストーラが起動できない記事を見かけて検証しました。Ubuntu-24.04 desktopのisoファイルは、ダウンロードすると6.1GBと表示されます。DVDは4.7GBの容量表示です。実際に書き込むことができる容量はそれよりも少なくなります。Ubuntu-24.04 desktopのisoファイルは6.1GBなのでDVDに書くことができません。USBに書き込んでUSBブートをします。 USBブートではDVD内容をメモリ上に取り込んで起動します。isoファイル内容すべてを読み込むわけではありませんが、4GBのMemoryでは入りきれなくなっているようです。32bitのPCの既定値である4GBの時代は終わってしまったと言えます。 物理メモリ容量が4GBのPCがなく、KVM環境で試しました。また、4GBの物理メモリ容量から1GBを増設することは物理的にはとても難しいのですが、仮想環境ならば1GB増設して5GBにすることは容易です。試験をする上でとても便利なので仮想環境を利用しました。 その内容を記述します。 2.詳細 検証環境はubuntu-20.04のKVM環境です。ubuntu-24.04 desktopをKVMの仮想マシンとして導入しました。 KVMの既定値でのMemory 4096MB、Core数 2ではUbuntu-24.04のインストーラが起動できません。 そこで、Memoryを5120MB、Core数を 2にするとインストーラは起動できます。 仮想マシンはCore数 1で利用することが多いので、Memory 4096MB, Core数 1で試すと、インストーラは起動します。Memoryを3072MB、Core数 1でも、怪しい動きをしますがインストーラは起動します。 この試験の結果からcore数が2の場合は、Memory 4GBではインストーラが起動しないとの結果になりました。現在のCPUは最低でもcore数は2であるので物理PCの場合の条件に一致します。core数が1の場合は仮想環境では実現できますが物理PCでは実現できません。 また、Memory 5GBやMemory 3GBも物理PCでは実現するのが難しい要素です。仮想環境であったために試験ができたことです。物理PCでは難しい...

YAMAHA RouterのDHPC機能利用で経験をした問題と対処方法

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 YAMAHA RouterをDHCPによるIP配布とアクセス制限用途として自宅で利用しています。YAMAHA RouterのDHCPによるIP配布はrfc2131準拠が標準ですが、MACアドレスに対してIPを割当て方法がわからずrfc1541準拠に設定して利用していました。しかし、自宅ネットワーク環境にDIGAを追加するとDIGAからIP-addressの再配布要求が数分単位に送られてきて、重要なSyslogが読めなくなっていました。これをrfc2131準拠に変更して改善をしたので、その内容を記述します。 また、自宅内にある複数のDIGAにDHCPでIP-addressを配布していましたが、DIGAはIP-addressの配布を受けていても数分に1回程度の定期的にDHCPサーバへIP-addressの配布要求を送ってきます。これでは通常のエラーを見落としてしまうので対策を検討しました。その結果も記載します。 私の評価は以下の通りです。 (1) DHCP配布は便利ですが、上記接続でIPを変えたくない機器があります (2) IPを固定する手段としてMac addressを利用できますが、万能ではありません (3) 何を固定IPにするかの基準は、常時電源Onを基準にします (4) IPの範囲を固定IPの範囲とDHCP配布の範囲に分割するのが推奨です 2.詳細 (1) DHCPサーバー設定 詳細はYAMAHA RTシリーズのRouterのマニュアルを参照して頂くとして、DHCPサーバーの標準設定は以下のコマンドになっています。 dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.255/24 これで指定した範囲でDHCPによるIP配布ができますが、IP固定にはなりません。 MACアドレス制限を実施するには下記コマンドを利用します。 dhcp scope bind 1 192.168.100.2 xx:xx:xx:xx:xx:xx しかし、rfc2131の設定では上記コマンドでMACアドレスによる固定ができませんでした。 dhcp server rfc2131 compliant off に変...

hdparmコマンドでHDD/SSDの速度測定!Ubuntu/LinuxMintで簡単にできるベンチマーク手順

記事の更新日:2026/07/06 1.概要 SSDの価格が高騰していますが、HDDをSSDに交換して性能比較をした記事を見直して、備忘録として残すことにしました。 HDDの性能評価を簡単に実施できると知ったので、ちょっと調べてみました。利用するツールはUbuntu/LinuxMintに標準でインストールされているhdparmです。hdparmが標準でインストールされているので追加操作もいらず便利に使えます。 PCはHDDをSSDに交換して利用しています。 SSDに交換することでPCの性能が格段に良くなり、入出力性能がPC性能のボトルネックであることに気が付きます 。SSDの効果が、どの程度のものであるかをhdparmを利用して調べてみました。 2.詳細 hdparmは多数の機能を持っています。コマンドで確認できます。 $ hdparm 今回注目した機能は、read timings です。 -t   Perform device read timing (1) 測定方法(実行例) sudo hdparm -t /dev/sdb1 (2) 測定結果 検証デバイス (対象) 容量 読み込み速度 (MB/秒) 内蔵 HDD (SATA接続) 320GB 81.23 MB/s 外付け HDD (USB3.0接続) 1TB 195.04 MB/s 内蔵 SSD (SATA旧型) 240GB 246.89 MB/s 内蔵 SSD (SATA新型) 250GB 537.85 MB/s ※hdparm -t コマンドを3回実行した平均値を記載しています。 毎秒の読み込みデータ量を参照すると、readの性能はSSDが非常によく、PC性能を引き出すことがわかります。容量が近いSSDでも性能に差があることもわかります。 測定結果から古い240GBのSSDと最新の250GBのSSDでは 約2倍の速度差(537.85 MB/s) が確認できま...

ubuntu/LinuxMintでmouseとtouchpadを切り替えて利用する方法

記事の更新日:2026/07/03  1.概要 この記事は2023年の記事です。NotePCでは必ず設定しているので気にすることがなくなりましたが、UbuntuとLinuxMintでは設定方法が異なり、備忘録として残すことにしました。 ubuntu-20.04のNotePCを利用する場合、キーボード操作をしている時に、touchpadに触れてしまい思わぬ場所に入力することがありました。mouseを接続時に設定でtouchpadを無効化すると良いのですが、面倒な上に、NotePCの電源を落とし、mouseを取外すとtouchpad操作ができなくなります。このことに気づかずに次回利用する時、touchpadが動作せず、mouseを探してしまいます。以前から対策がないかを探していたのですが、対応策の記事を見つけたので紹介します。 2.詳細 (1) ubuntuの場合 私は2台のNotepc上で、ubuntu-20.04.6(20.04.5から自動更新)を利用していますが、この設定を組み込んで問題なく利用しています。ubuntuの場合はコマンドですがとても便利です。 mouse接続時にtouchpadを無効化し、mouse取外し時にtouchpadを有効に戻す gsettings set org.gnome.desktop.peripherals.touchpad send-events disabled-on-external-mouse 上記設定をもとに戻し、常にtouchpadを有効にする gsettings set org.gnome.desktop.peripherals.touchpad send-events enabled 一度、コマンドを実行して設定することでmouseとtouchpadは自動切り替えになります。戻すことは普通ありませんが、戻すコマンドを実行して設定が戻ることの確認もしました。 (2) LinuxMintの場合 標準で設定方法が組み込まれていて楽です。 設定 => マウスとタッチバッド => タッチパッド選択 => 入力中はタッチパッドを無効化On LinuxMintの場合、MacOS並にタッチパッドを利用できます。上記設定場所のスクロール方法を2本指でスクロールを設定します。私は便利に利用しています。 最初、to...

Ubuntu/LinuxMintでAMD 3200GとGTX-1660 Superで発生した blackout 問題

記事の更新日:2026/10/18 参考資料のURL見直し 1.概要 ASRock A320M-HDVのマザーボード搭載PCにnvidia GTX-1660 Superを増設しました。AMD 3200GなのでCPUにVGAが内蔵され、これを活用します。最初はBIOS設定に悩みましたが、nvidia GTX-1660 Superの6GB memoryをフルに活用できます。 安定して稼働していたのですが、kernel 6.17.0-14を適用して、再起動するとBlackoutが発生してloginできません。そこで、kernel 6.18.21,  kernel 6.19.11をbuildして試験をすると、Bloackoutは解消しました。しかし、再起動するとBlackout再発。/boot/initrd.imgが800MBを超えてたことが理由でした。 この問題は、kernel 6.17.0-22で改善し、現在は、kernel 7.0.0 となっています。 私の評価は以下の通りです。 (1) kenelの問題ですが、kernel内のamd gpuの処理の問題との認識です (2) amd gpuとは、CPU内のVGA機構です。 (3) CPU内蔵VGAは、intel系とamd系があります (4) 内蔵VGAの作りは、intel系の方が良くできているらしいです 2.詳細 (1) 初期設定 環境は以下の通りです。 Mother: ASRock A320M-HDV CPU:    AMD Ryzen 3 3200G Memory: 8GB x 2 SSD:    256GB ASRock A320-HDVにGTX 1660 Superを増設するとディスプレイに何も表示されなくなりました。増設するGTX 1660 SuperはAIのGPU用途のため、ディスプレイを接続しません。この問題解決に関して記述します。 試したこと (a) GTX 1660 Superを取り除くとディスプレイに表示されます。 (b) GTX 1660 Superを増設後、GTX 1660 Superにディスプレイを接続すると表示されます。 この時点で、BIOSの既定値設定の問題と気が付きました。 BIOS設定に関して (a) Onboard ...