中古マザーボードを購入して調整に苦労しました
1.概要
長い間利用していたamd athorn 2xのCPUから中古のi5に移行しました。性能上の問題というよりもavxなどの新しい命令セットを利用できないことが大きな理由です。入替えをした最終的な結果は、ubuntu-20.04は何の変更もせずに利用できています。しかし、正常に動作するまでには、色々な問題が起きました。この内容を記述します。
2.詳細
(1) Secure Boot Vioration発生、BIOSのOS-Typeの変更で改善
i5搭載の中古品マザーボードを購入しました。CR2032の電池を交換、DDR3 memoryを8GB x 2枚装着して、BIOS起動を確認。しかし、下記Errorで止まります。
Secure Boot Vioration
マザーボード、CPU、Memoryだけの状態で、起動はするけれどBIOSが例外エラーで停止します。CMOSのクリア、BIOSの既定値リセットを試してみましたが、状況は変わりません。
そこで、Google AIに尋ねると、OS-Typeの変更で改善するとのことでした。BIOSのOS-TypeをWindowsからOtherに設定して正常に起動しました。
次にBIOSのBoot設定をして、SystemRescueのUSBを起動し、memtest86で16GBのメモリが正常に動作することを確認しました。
上記作業で基本的な確認を終えたので、amd athon搭載のマザーボードに接続されていた機器(SSD,DVD,Disk,Keyboard,Display,無線mouse,speaker)をi5搭載のマザーボードに接続して起動。何も変更することなく、amdからintelへの移行ができました。
(2) SSDの認識ミスで起動失敗するのでBIOS設定調整をしました
発生した問題は、起動時にSSDの認識ミスをすることがあり、原因調査のためBIOS設定を変更して調査をすることにしました。
BIOSのEISTの設定があり、EISTとは、Enable/Disable Intel SpeedStepとBIOSのhelpに記載されていました。EISTをネットで調べるとプチフリが起きるとの記載がありました。プチフリを調べるとSSDを搭載したPCでレスポンス低下が発生する事象のようです。これだと思ってDisableにして様子を見ましたが、改善しません。
(3) BIOSのSATA Modeの既定値はAHCIでIDEに変えてみました
EIST設定変更をしたのですが、起動時にSSDを認識は改善しません。更に調べてみました。BIOSにはSATA Mode設定があり、変更してみました。
BIOSのSATA Modeの既定値はAHCIでした。選択肢はIDEもあります。参考資料によると互換性の面ではIDE、性能面ではAHCIのようです。OS依存のようですが、IDEに変えてみることにしました。しかし、問題は継続します。
(4) BIOS更新失敗
PCのBIOSを調べて更新をしました。BIOS更新は何度か経験がありますが、型番違いのBIOSを適用したようで、起動しなくなり文鎮化しました。
(5) CH341Aで復活
BIOSを復活させる方法を調べて、CH341Aを利用して復旧できる記事を見つけました。CH341Aはamazonで購入できるのでチャレンジしました。結果はBIOSを復活できました。
この作業も大変でした。CH341Aによるリカバリは別記事とします。
3.所見
Regacy BIOSとUEFI BIOSの両方を利用できるi5のマザーボードのBIOS設定は難しかった。Regacy BIOSだけの方がわかり易く簡単だと思います。また、OEM製品のマザーボードは変更すること自体が難しい。型番によるOEM元の情報を利用してBIOSが戻せたことはラッキーと言えそうです。
今回の作業を通じて感じたことは、LinuxがAMDからIntelへのCPU変更に対してOS部分を調整をすることなく、起動したことです。Linuxの互換性は素晴らしいと思いました。なお、ubuntuが動作していたこのPCは、LinuxMint 22.3に移行しました。
参考
[本ブログ内参照]・LinuxMintでCH341Aを利用したPCマザーボードのBIOSリカバリ
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