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LinuxMintでStorageデバイスの内容を完全消去する方法

記事の更新日:2026/09/26 評価を追記 1.概要 ウイルスに感染したUSBメモリーの記事が出ていました。USBメモリに限らずSSDやDiskなどのストレージでも起きる可能性があります。その場合、どのようにするとウィルスを完全除去できるかが気になります。ストレージ内部のデータは不要なので、ストレージを完全消去して、安全に使えるようにしたい場合のLinuxコマンドに関して紹介します。 ストレージ上のファイルをrmなどの削除コマンドを利用して削除してもファイルを登録している情報が消えるだけで、物理的にはファイルは残っています。また、gpartedを利用してパーテイションテーブルを削除後、新しくパーティションテーブルを作成してもストレージ上には残っています。それで、extundeleteなどを利用すると削除ファイルを復活できます。ウィルスを完全除去するには物理的な上書きが必要です。 Windows時代には専用の消去用ソフトウェアを利用していましたが、Linux環境ではどのようにすると良いか理解していませんでした。USBメモリはGpartedでPartition Tableを消去と作成をして十分と誤認識していました。今回、記事を参照して保有するUSBメモリの完全消去をするために調べた内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) 物理的にランダムな値を書き込んで読めなくします (2) 標準コマンドで実行できるので無償です (3) USB接続機器ならば、WindowsやMacで利用したデバイスにも対応します (4) 物理的な書き込みを伴うので処理時間を必要とします 2.詳細 ※注意事項 本コマンドを実行するとデバイスのデータが完全消去されます。間違ったデバイスで実行しないように細心の注意を払ってください ここでは容量が32GBのUSBメモリーを想定します。 (1) USBメモリを取り付けます (2) /dev/sdd が32GBのUSBメモリーであると想定します。 $ sudo fdisk -l /dev/sddが32GBのUSBメモリであることを確認します (3) デバイス指定で再確認します $ sudo fdisk -l /dev/sdd (4) 完全消去します $ sudo shred -v -n 1 /dev/sdd 処理時間を必要とします (5) デバ...

LinuxMint 22.3のpingが今までとオペレーションが変わっている

記事の更新日:2026/09/27 設定変更による改善方法を追記しました 1.概要 ネットワーク機器の調整をしないとpingを利用することはありません。ネットワーク通過を確認するためにpingを実行すると下記エラーが発生。何が起きたか理解できませんでした。この内容を記述します。 $ ping www.google.com ping: socktype: SOCK_DGRAM ping: socket: アドレスファミリはプロトコルによってサポートされていません 調査した結果、pingの実行には管理者権限が必要となる変更がされているようです。しかし、エラー表示の内容が管理者権限が必要とは理解できない内容です。 fdiskを実行した場合、 $ fdisk -l fdisk: /dev/sda を open できません: 許可がありません と表示されて、権限が不足していると理解できます。 pingの実行に管理者権限が必要だとわかるまでに色々と試して調べました。この内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) pingの実行にはroot権限が必要となっています (2) これはpingの内部実装が変更されたことが理由 (3) linux-sysctl-defaultsを導入することで改善するが、LinuxMint 22.3には存在しない (4) /etc/sysctl.d/99-ping.confを作成して改善 2.詳細 (1) DNSが通過するかを確認しました。これは問題ありません $ host www.google.com www.google.com has address 142.251.155.119 www.google.com has address 142.251.150.119 www.google.com has address 142.251.152.119 www.google.com has address 142.251.151.119 www.google.com has address 142.251.156.119 www.google.com has address 142.251.153.119 www.google.com has address 142.251.154.119 www.google.com has addre...

UbuntuからLinuxMintへの移行は成功だったと感じています

記事の更新日: 2026/09/26 良い点、改良が必要な点に加筆 1.概要 Ubuntu 16.04から利用していたのですが、Wayland、Snap、新インストーラが登場したUbuntu 24.04で利用継続を諦めました。選択したディストリビューションは、Ubuntu LTSのリポジトリを利用するUbuntu 22.04ベースのLinuxMint 21.3です。現在、Ubuntu 24.04ベースのLinuxMint 22.3へ更に移行しました。LinuxMint 22.3の使い心地はとても良く、気に入っています。何が良かったのか整理してみました。 私の評価は以下の通りです。 (1) PBRブートできます。LinuxMintのインストーラはPBRブート対応です (2) Snapを利用しません。appamorの問題もありません (3) Waylandはなく、X-Windowsです。使い慣れた環境です (4) しかし、ubuntu serverは使えます。仮想環境やDockerで良い選択肢になります 2.詳細 下記3項目の改善という意味で、Ubuntu 24.04をLinuxMint 22.3へ移行したことは大成功と思っています。 (1)PBRにブートローダを設置できる ディスクパーティションをmsdosに設定すると、MBRとPBRにブートローダを設置できます。2TBの容量までしかサポートされませんが、非常に枯れた技術を利用してマルチブートを簡単に実現できます。SSDを利用するようになり、SSDの容量はディスク時代と比較すると容量は減っており500GBが一般的です。linuxを起動する時のOS領域として容量面の問題が起きることはありません。GPTはOS領域としては不必要で使いにくいと思っています。 (2)Snapを利用しない Snapはubuntuの起動や停止時間を長くしました。また、Firefoxがaptからsnapへ移行されて、マウス操作に不具合が発生して苦労しました。LinuxMintはsnapを利用しません。全てaptで導入でき、何も問題ありません。個人利用者はこれで十分だと思っています。Ubuntu Serverにもsnapはインストールされていますが、Snapを利用して導入される標準品は限られています。snapをpurgeして運用できます。ソフト...

LinuxMint 22.3でkernel-6.18.26をbuildする

記事の更新日:2026/09/28 評価を加筆 1.概要 amd 3200GでBlack Out問題が発生したときにkernel buildを実施しました。その時はエラーの対処に集中していたので、もう一度整理をしました。kenel-6.18.21のbuildと少し変わっています。新しいkernelをLinxuMintやUbuntuで利用する場合は役立つと思います。その内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) LinuxMintのkernel 6.17.0-23のconfigを利用して、kernel 6.18.26をBuild (2) debian/canonical-certs.pem、debian/canonical-revoked-certs.pemの文字を削除 (3) Buildに必要な標準モジュールを追加 (4) libdw-dev、libssl-dev、gawkがBuild処理過程でエラーで追加し、Build完了 2.詳細 Build作業を~/srcで実行します $ mkdir ~/src (a)kernel-6.18.26を入手する $ cd ~/src $ VERSION="6.18.26" $ wget https://mirrors.edge.kernel.org/pub/linux/kernel/v6.x/linux-${VERSION}.tar.gz $ tar xf linux-${VERSION}.tar.gz $ ln -s linux-${VERSION} linux (b)configの設定 $ cd ~/src $ CONFIG="6.17.0-23" $ cp /boot/config-${CONFIG}-generic  ~/src/linux/.config $ cat ~/src/linux/.config | grep "canonical" $ cp  ~/src/linux/.config   build.config $ sed -i -e 's/debian\/canonical-certs.pem//'          build.config $ sed -i -e 's/debian\/canonical-...

LinuxMintを21.3から22.3へ移行はスムーズでした

 記事の更新日:2026/09/29 評価を加筆 1.概要 LinuxMint-22.3が2026-01-13にリリースされました。過去のリリースを参照して、21.3が21の最終リリースなので、22.3も22の最終リリースになる可能性があり、21.3から22.3へ移行することを始めようと思っています。22.2を評価利用していたので、21.3と大きく変わるとことがなく、移行は難しくないと思っています。しかし、LinuxMint 21.3からLinuxMint 22.3へのUpgradeは推奨しません。 私はHome Directory( ~/ )にデータがなく、別ストレージで管理しているので、OSドライブをLinuxMint 21.3からLinuxMint 22.3へ変更して、別ストレージのデータを参照します。MailなどのHome Directoryが必要なものはバックアップをリストアする方式です。この方式ならば、移行に問題があっても戻すことができます。 私の評価は以下の通りです。 (1) LinuxMint 21とLinuxMint 22の使用感には差はありません (2) 私はデータを別ストレージを利用するので、新規インストールと調整だけでした (3) LinuxMint 21からLinuxMint 22へのupgradeは実施していません (4) LinuxMint 22.3のISOブート後、boot-repairを導入できます、LinxuMint 21.3は駄目です 2.詳細 実際に導入をしてみて、LinuxMint-21.3とLinuxMint-22.3の導入及び初期設定で変わるところはありません。細かい点で変更箇所は多数あると思いますが、Ubuntu-22.04からUbuntu-24.04への移行のように、「え〜!」と思うようなことは起きません。 LinuxMint-22.3のインストーラはLinuxMint-21.3と同じ、また、Ubuntu-22.04以前とも同じです。Ubuntu-24.04でインストーラを変更した理由は私にはわかりません。以前、CentOS(RedHat)でインストーラに大きな変更があり、使わなくなってしまったことがあります。同じものであることを期待してバージョンアップをするので期待を裏切ることはやめてほしいと思います。 U...