Firecrackerで自作Slackware microVMに挑戦
記事の更新日:2026/09/23 記事の文書一部修正 1.概要 この記事は2026年7月から8月にかけて検証した結果を整理したものです。以前、Firecrackerの動作検証を行い、Slackwareを利用したMicroVMを構築を踏まえて、全体を整理しました。 2026年4月にSlackwareのmicroVM作成にチャレンジする目的でrootdisk(rootfs作成)の調査をしました。その時から時間が空いてしまったのですが、もう一度、仕切り直しをして、Firecrackerで自作Slackware64 15.0のmicroVM稼働に挑戦しました。 Firecrackerで独自のmicroVMを動かすためには、microVMのkernelとrootfsが必要です。これを作成するためにはKVM環境に2つのSlackware64 15.0を作成します。1つはkernelBuildができる環境を準備します。もう一つはインストール時のモジュール選択を最低限にしたrootfs用途です。この2つの仮想マシンからFirecracker上で起動するために必要なファイルを作成して動かすことに挑戦しました。その内容を記述します。 私の評価は以下の通りです。 (1) 環境構築はKVM仮想環境を利用します (2) minimal kernel作成は、削って作るよりも、加えて作ることが楽でした (3) minimal rootfsは、Slackwareだから可能です。柔軟性が高いと思います (4) Firecrackerで起動できるように設定することが案外難しい 2.詳細 (1) 環境準備 HW: i3-7100, Meomry 16GB, SSD 256GB SW: LinuxMint 22.3 (a)kvmの導入 sudo apt -y install virt-manager qemu-system 導入後、再起動します。 (b)Slackware64 15.0のDownload Mirrorサイトからslackware64-15.0-isoをDownloadします。 https://mirrors.slackware.com/slackware/slackware-iso/slackware64-15.0-iso/ (c)仮想マシン作成(kernelBuildができる環境) 仮...