Ubuntu/LinuxMintのKVM環境にWindows11をローカルアカウントでインストールする方法
1.概要
Windows11をローカルアカウントでインストールする方法をKVM環境で試してみました。Windows11はライセンス認証なしでも短期間の評価利用ならばインストール可能です。実機確認や簡単な評価には良い方法だと思ったので、この内容を記述します。注意事項
Windowsの利用にあたっては、Microsoftが定める使用許諾契約(EULA)を遵守する必要があります。ライセンス違反(不正なプロダクトキーの利用、規約外の商用利用など)は違法行為となるため、必ず正規のライセンスを取得・確認した上で操作を行ってください。
2.詳細
(a) Windows11のISOファイル入手Windows11のISOファイルは、Microsoftサイトから入手しました
(b) 仮想環境(KVM)
Ubuntu/LinuxMintにKVM環境を導入しました。
(c) 仮想TPMとUEFI
Windows11のインストール条件をクリアするために導入します。
$ sudo add-apt-repository ppa:stefanberger/swtpm-focal
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install swtpm swtpm-tools
(d) Windows11仮想マシンについて
Memory=8192MB, CPU=2, Disk=80GBに設定しました
また、参考資料に沿って、BIOSとTMPを設定後、Boot OptionをCD-bootにします
(e) Windows11インストール
ライセンスキーはなしで、特に問題なく実行できます。
(f) Windows11の設定
参考資料に沿って、「ネットワークに接続しましょう」で、Shift+F10でコマンドプロンプトを表示
cd oobe
BypassNRO.cmd
再起動になり、Windowsの設定を最初から再実行しますが、参考資料の通りに。「インターネットに接続していません」が表示され、インストールは完了しました。
3.所見
Windows11からインストール時にMicrosoftのアカウント登録が必要になりました。試験のための評価利用の場合、1〜2日で消去する環境でWindows updateも実行しない場合があります。評価試験用途として便利であると思っています。
4.追加
(1) Windows11の24H2に関して不具合が見つかり、提供が一時停止しています
Windows11 24H2を適用すると互換性がなくなる問題が複数存在するようです。ブルースクリーンになる事象もあるようで、提供が一時停止になっています。
また、Microsoft Wordではファイルを削除する問題も見つかっているようです。
Micorsoftはアジャイル方式で開発して、毎日ビルドと試験を実施していると聞いているのですが、基本的な問題が見つかると、本当に試験が正しく実施されているのか疑問に感じてしまいます。
24H2はマイナーアップデートと思っていたのですが、そうではない部分もあるということなのでしょうね。様々な機能が複雑に繋がっているために、開発や試験が更に難しくなっているのかもしれません。機能分割でプログラムの規模を縮小することが良いと思いますが、利用されているプログラムの修正はとても難しい上、バージョンも複雑に絡んでいるのだと思います。
しかし、利用者に負担をかけるのでなく、Microsoft社内で十分な試験をしてほしいものです。
参考
[本ブログ内参照]・miniPCのBMAXでWindows11のsecure boot設定漏れでトラブル発生
・Windows95/98のPCゲームをUbuntu/LinuxMintの最新PCで楽しむ方法
・OpenMythosをGPUを利用できるLinuxMint/Docker環境で構築しました
[外部サイト参照]
・「Windows 11 Home(22H2)」で「ネットワークに接続しましょう」をスキップしてローカルアカウントを作成する方法
・KVMでWindows11をインストールする方法
・How do I install swtpm on Ubuntu 21.10?
・Windows 11、バージョン 24H2 の既知の問題と通知
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