Windows95/98のPCゲームをUbuntu/LinuxMintの最新PCで楽しむ方法
1.概要
Ubuntults 24.04のリポジトリを利用するLinuxMint 22.3で、32bitのアプリケーションを楽しむことができるのか整理をしました。今回、仮想環境のKVMでの試験を実施して、KVM,Wine,Dosbox-xの3種類を実施した範囲で、遜色なく利用できるのはDosbox-xだけでした。KVMやWineではサウンド処理関連の互換性がなくなったような気がします。この内容に関して記述します。
注意事項
Windowsの利用にあたっては、Microsoftが定める使用許諾契約(EULA)を遵守する必要があります。ライセンス違反(不正なプロダクトキーの利用、規約外の商用利用など)は違法行為となるため、必ず正規のライセンスを取得・確認した上で操作を行ってください。
2.詳細
(1)KVM環境
KVM環境はRegacyBIOS互換のCSMで試しました。KVM上でWindows98SEは起動します。デバイスマネージャを参照した範囲ではエラーはありませんが、サウンドが想定通りに再生されない点、ディスプレイ表示設定が思うようにならない点がありました。どちらもドライバの問題と思います。構築した環境はUbuntu 22.04まで試験をしていた環境です。仮想ソフト(KVM, VMware, Virtualboxなど)は新しい環境への対応を進める中で古い環境の互換性は保たれなくなっていると感じています。
(2)Wine環境
Wine 11.8で試験をしました。
ディスプレイ表示は普通に使えます。しかし、サウンドが音割れがして遊ぶ気持ちになりません。サウンド関連は調整ができるようですが、少し調整した範囲では大差なく、その後、調整をしていません。Wineはオンラインゲームのsteamに注力していると思われます。過去のWindows資産のゲームとの互換性はなくなっていると感じました。
(3)Dosbox-X環境
dosbox-xはLinuxMint 22.3はaptで導入します。ubuntu 24.04はsnapで導入です。
Windows95/98のGameを遊ぶには、この環境しかありません。ディスプレイ表示、サウンド、実行速度の点でWindows98SEの実機に近い感覚で遊ぶことができます。dosbox-xは当時のHWをシミュレートする仮想環境だと言えそうです。
3.所見
Windows95/98時代はInternet接続が始まり単体で動作していたPCがネットワーク化される時期でした。また、16bitのMS-DOSから32bitのオペレーティング・システムへ変化も起きて、パソコンが注目された時期でした。そういう時期には良いソフトウェアが作成され、今でも動かしてみたいと思う製品があるものだと感じています。
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