UbuntuからLinuxMintへの移行は成功だったと感じています
1.概要
Ubuntu 16.04から利用していたのですが、Wayland、Snap、新インストーラが登場したUbuntu 24.04で利用継続を諦めました。選択したディストリビューションは、Ubuntu LTSのリポジトリを利用するUbuntu 22.04ベースのLinuxMint 21.3です。現在、Ubuntu 24.04ベースのLinuxMint 22.3へ更に移行しました。LinuxMint 22.3の使い心地はとても良く、気に入っています。何が良かったのか整理してみました。
2.詳細
下記3項目の改善という意味で、Ubuntu 24.04をLinuxMint 22.3へ移行したことは大成功と思っています。
(1)PBRにブートローダを設置できる
ディスクパーティションをmsdosに設定すると、MBRとPBRにブートローダを設置できます。2TBの容量までしかサポートされませんが、非常に枯れた技術を利用してマルチブートを簡単に実現できます。SSDを利用するようになり、SSDの容量はディスク時代と比較すると容量は減っており500GBが一般的です。linuxを起動する時のOS領域として容量面の問題が起きることはありません。GPTはOS領域としては不必要で使いにくいと思っています。
(2)Snapを利用しない
Snapはubuntuの起動や停止時間を長くしました。また、Firefoxがaptからsnapへ移行されて、マウス操作に不具合が発生して苦労しました。LinuxMintはsnapを利用しません。全てaptで導入でき、何も問題ありません。個人利用者はこれで十分だと思っています。Ubuntu Serverにもsnapはインストールされていますが、Snapを利用して導入される標準品は限られています。snapをpurgeして運用できます。ソフトウェア管理をaptをsnapに全て置き換えることは難しい。しかし、snapを止めることはできます。
(3)Waylandでなく、X-Windowsを利用します
実績あるX-Windowsで十分だと思っています。X-Windowsのアプリケーションが多数存在するので、XWaylandをサポートして互換性維持をしていますが、古いHWを見捨てる選択をしてしまったことは失敗だと思います。X-WindowsのアプリをWaylandに変更する負担がどの程度であるかはわかりません。一度使われたソフトウェアは様々なバージョンが利用され、これをGUIのベースを変えてアプリを変えることは難しいことだと思っています。
3.所見
Linuxを選択して利用するのは利用者です。OSSなので選択肢があり、利用者は納得できる製品へ移動します。ubuntuは非常に良いディストリビューションであったのですが、利用者を置いて一人で走り出している気がします。
4.追加
(1)良い点
・Terminalの行間はfonts-takaoが標準で導入され、日本語環境で問題ない
・snapがなく、AppArmorもなし。起動や停止が遅くなることはない
(2)改良が必要と思う点
・マルチディスプレイ利用時のタスクバー表示(片側のみ表示)
・Nemo(FileManeger)のネットワークドライブ切断(nemo -qが必要)
参考
[本ブログ内参照]
・ubuntultsとは何かと考えました
・LinuxMintを21.3から22.3へ移行しました
・waylandを利用する上で、旧型nvidaは問題が多くて取り外しました
・ubuntu 24.04をwaylandからX-windowsへ切替える方法
・ubuntu 24.04 LSTのNoble Numbatの評価利用でPBR bootにチャレンジ
・ubuntuのshutdownに必要な時間を短縮したい
・ubuntu 22.04をupgrade後、起動がとても遅い
・Snapで導入したFirefoxをaptで導入に変更する
・Firefoxが起動しない原因はsnapでした
・Firefoxのmouse scrollが、修正を重ねても、ぎこちない
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