YAMAHA Router利用で経験をした問題と対処方法

1.概要

YAMAHA RouterをDHCPによるIP配布とアクセス制限用途として自宅で利用しています。YAMAHA RouterのDHCPによるIP配布はrfc2131準拠が標準ですが、MACアドレスに対してIPを割当て方法がわからずrfc1541準拠に設定して利用していました。しかし、自宅ネットワーク環境にDIGAを追加するとDIGAからIP-addressの再配布要求が数分単位に送られてきて、重要なSyslogが読めなくなっていました。これをrfc2131準拠に変更して改善をしたので、その内容を記述します。

2.詳細

(1) DHCPサーバー設定

詳細はYAMAHA RTシリーズのRouterのマニュアルを参照して頂くとして、DHCPサーバーの標準設定は以下のコマンドになっています。

dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.255/24

これで指定した範囲でDHCPによるIP配布ができますが、IP固定にはなりません。

MACアドレス制限を実施するには下記コマンドを利用します。

dhcp scope bind 1 192.168.100.2 xx:xx:xx:xx:xx:xx

しかし、rfc2131の設定では上記コマンドでMACアドレスによる固定ができませんでした。

dhcp server rfc2131 compliant off

に変更するとrfc1541準拠となり、MACアドレス固定ができるようになります。これで利用していましたが、DIGAをLAN環境に追加するとDIGAからIP-addressの再配布要求が数分単位に送られてくる問題が新たに発生して、困っていました。

参考資料で、use-clientidを指定することで、rfc2131準拠でMACアドレス固定ができるとの記事を見つけて以下のように変更をしました。これでDIGAからのIP-addressの再配布要求もlog上に乗らなくなり改善しました。

dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent use-clientid

(2) YAMAHA RouterにDIGAからDHCP要求は固定IPに変更が必要

DIGAからIP-addressの再配布要求は、rfc2131準拠に変更して改善したと思ったのですが、YAMAHA Routerのログを参照すると5分間隔程度で記録されていました。対策失敗です。この内容に関して記述します。

参考資料を参照すると、DHCPはIP-addressを持たない相手に対して、IP-addressを割当てる操作をしています。IP-addressに対してフィルタリングを行うルータでは、これをフィルタリングすることは難しいそうです。YAMAHAサポートに問合せてみましたが、実現するのは難しいとのことでした。

DIGA側をDHCPから固定IPに変更すると解決できると思っていますが、DHCP配布のメリットであるIP-adddressのセグメント単位での変更ができなくなるので躊躇しています。それならばと考えて、パナソニックに問合せをしてみることにしました。

Panasonicに問い合わせしましたが、修正するにはDIGA側を固定IPアドレスに設定する必要がありますとの回答でした。
固定IPをどのような基準で設定するかは難しいのですが、私個人の方針は常に電源オンの状態でネット接続されている機器としています。DIGAは停止している場合でも録画スタンバイの状態もあり、常時接続機器だと考えました。

3.所見

YAMAAHAのルータはお気に入りです。ISDN時代から利用していました。国内ベンダーの製品であり信頼できると認識しています。

参考

[外部サイト参照]
YAMAHA ルータで DHCP 固定割当できない問題と Client Identifier
【図解】初心者にも分かるDHCPの仕組み (シーケンス、UDPを使う理由、実装例、設定例)

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