Memoryが4GBの場合、ubuntu-24.04のインストーラが起動できない
1.概要
Memory容量が4GBのPCで、ubuntu-24.04のインストーラが起動できない記事を見かけて検証しました。Ubuntu-24.04 desktopのisoファイルは、ダウンロードすると6.1GBと表示されます。DVDは4.7GBの容量表示です。実際に書き込むことができる容量はそれよりも少なくなります。Ubuntu-24.04 desktopのisoファイルは6.1GBなのでDVDに書くことができません。USBに書き込んでUSBブートをします。USBブートではDVD内容をメモリ上に取り込んで起動します。isoファイル内容すべてを読み込むわけではありませんが、4GBのMemoryでは入りきれなくなっているようです。32bitのPCの既定値である4GBの時代は終わってしまったと言えます。
物理メモリ容量が4GBのPCがなく、KVM環境で試しました。また、4GBの物理メモリ容量から1GBを増設することは物理的にはとても難しいのですが、仮想環境ならば1GB増設して5GBにすることは容易です。試験をする上でとても便利なので仮想環境を利用しました。
その内容を記述します。
2.詳細
検証環境はubuntu-20.04のKVM環境です。ubuntu-24.04 desktopをKVMの仮想マシンとして導入しました。KVMの既定値でのMemory 4096MB、Core数 2ではUbuntu-24.04のインストーラが起動できません。
そこで、Memoryを5120MB、Core数を 2にするとインストーラは起動できます。
仮想マシンはCore数 1で利用することが多いので、Memory 4096MB, Core数 1で試すと、インストーラは起動します。Memoryを3072MB、Core数 1でも、怪しい動きをしますがインストーラは起動します。
この試験の結果からcore数が2の場合は、Memory 4GBではインストーラが起動しないとの結果になりました。現在のCPUは最低でもcore数は2であるので物理PCの場合の条件に一致します。core数が1の場合は仮想環境では実現できますが物理PCでは実現できません。
また、Memory 5GBやMemory 3GBも物理PCでは実現するのが難しい要素です。仮想環境であったために試験ができたことです。物理PCでは難しい環境設定を柔軟に準備できる点も仮想環境は優れていると言うことができそうです。
とは言え、Memory 4GBのPCでは実用にならないので、最低限8GBのMemoryは必要だと思います。Memory容量8GBは32bitの境界を超えています。2**32は4GBなので32bitの環境の限界を超えることになります。この境界を超えると参考資料にあるような別の問題が起きてしまいます。
とは言え、Memory 4GBのPCでは実用にならないので、最低限8GBのMemoryは必要だと思います。Memory容量8GBは32bitの境界を超えています。2**32は4GBなので32bitの環境の限界を超えることになります。この境界を超えると参考資料にあるような別の問題が起きてしまいます。
3.所見
installメディアはCDからDVDに変化し、今ではUSBに変わっています。OSが大きくなったということですが、本当に必要なものが入っているのか良くわかりません。MS-DOSはフロッピーで起動して、1MBメモリで稼働していました。小さなシステムの方が問題が少なかったような気がします。
ネットワーク経由のupdateは必須なので、isoファイルはDVDに収まるサイズにして、必要なモジュールを後から追加するほうが良い気がします。ネットワークインストールという導入手順もあり、物理PCに導入する際に利用していました。最近はisoファイルをgrubで直接bootするようになった上、十分なMemoryを搭載しているので、この問題に遭遇することがなかったと言えるようです。
参考
[本ブログ内参照]
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