hdparmコマンドでHDD/SSDの速度測定!Ubuntu/LinuxMintで簡単にできるベンチマーク手順

1.概要

SSDの価格が高騰していますが、HDDをSSDに交換して性能比較をした記事を見直して、備忘録として残すことにしました。

HDDの性能評価を簡単に実施できると知ったので、ちょっと調べてみました。利用するツールはUbuntu/LinuxMintに標準でインストールされているhdparmです。hdparmが標準でインストールされているので追加操作もいらず便利に使えます。

PCはHDDをSSDに交換して利用しています。SSDに交換することでPCの性能が格段に良くなり、入出力性能がPC性能のボトルネックであることに気が付きます。SSDの効果が、どの程度のものであるかをhdparmを利用して調べてみました。

2.詳細

hdparmは多数の機能を持っています。コマンドで確認できます。

$ hdparm

今回注目した機能は、read timings です。

-t   Perform device read timing

(1) 測定方法(実行例)

sudo hdparm -t /dev/sdb1

(2) 測定結果

検証デバイス (対象) 容量 読み込み速度 (MB/秒)
内蔵 HDD (SATA接続) 320GB 81.23 MB/s
外付け HDD (USB3.0接続) 1TB 195.04 MB/s
内蔵 SSD (SATA旧型) 240GB 246.89 MB/s
内蔵 SSD (SATA新型) 250GB 537.85 MB/s

※hdparm -t コマンドを3回実行した平均値を記載しています。

毎秒の読み込みデータ量を参照すると、readの性能はSSDが非常によく、PC性能を引き出すことがわかります。容量が近いSSDでも性能に差があることもわかります。

測定結果から古い240GBのSSDと最新の250GBのSSDでは約2倍の速度差(537.85 MB/s)が確認できました。hdparmコマンドを使うことで、体感速度だけでなく客観的な数値としてマシンのボトルネックを把握できるのが大きなメリットです。

3.所見

SSDの読出速度は早く、DiskをSSDに交換することで数倍読込速度が向上します。PC起動時はストレージからOSを読み込むため、SSDに交換することでOSの起動が早くなり、PC性能が向上します。起動が早くなると利用する方の生産性も上がります。

Diskとの比較ではSSDの方が物理的な衝撃に強いこと、モーターによる回転の必要がなく、消費電力を少なく抑えることができ、発熱がDiskよりも少ないことです。その結果、耐久性も高くなり、コストが安くなります。

しかし、HDDにもメリットがあります。私はPCのOS領域にはSSDを利用していますが、データやバックアップ領域はHDDを利用します。HDDはランダムな読み書きは苦手ですが、シーケンシャルな読み書きは得意な上、大きな容量を確保することができます

また、容量が大きなHDDは搭載されるキャッシュ容量も多くなり、大量データ処理をする場合はSSDと遜色なく利用できていると感覚的に感じていたので、hdparmを利用して、実際に調べてみました。

4.追加

外部記憶媒体としてのストレージデバイスは劇的な変化をしてきました。私が最初に利用したバイブ記憶媒体は、フルリングの磁気テープです。2400フィートのテープ長です。密度は800/1600/6250と段階的に進歩して、バックアップ速度が劇的に早くなったことをおもいだしました。

ポータブルなストレージデバイスは、フロッピーディスクです。こちらも128/256の8インチモデル、3.5インチモデルは1.44MBだったと思います。フロッピーディスクは汎用性が高く、今でも利用されていると聞きます。光ディスクと呼ばれるデバイスMOもありました。

次に現れたのがCD-Rで、書き込むことができるCDです。700MBの容量があます。オペレーティングシステムやアプリケーションの配布デバイスとしてCD-ROMが利用されていましたが、データ保存用にCD-Rを活用していました。そして、DVD-Rとなり、BlueRayにかわりました。

現在はUSBメモリとなりましたが、セキュリティ面から企業での利用は縮小し、オンラインのストレージがその代わりになっています。

しかし、これらのデバイスも情報を記録する媒体であるため、その廃棄のための手段が必要です。古いデバイスほど保管容量が少なく、紛失リスクも低かったのですが、新しいデバイスほど保管料料が大きく、問題発生時の影響が大きくなっています。

参考

[外部サイト参照]
Linux Tips – HDDベンチマーク手順+性能測定結果一覧

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