PCSX2利用の記録
1.概要
Ubunut/LinuxMint環境でPCSX2を利用しています。今まで利用した経験、これから先に起きたことなどの記録を残す目的で、このページを作成しました。
PCSX2はSONYのPlayStation2(PS2)をエミュレーションするプログラムです。PS2は大変売れたゲーム機で大量のゲームソフトが存在します。しかし、PS2のハードウェアは中古品の状態が良いものは入手が難しく、ハードウェアが壊れてしまうとゲームソフトが無駄になってしまいます。PCSX2は所有するPS2実機から必要な情報を取出して、PC上にPS2の環境を構築して、PS2のゲームソフトを楽しむことができる製品です。
注意事項
本記事は、ご自身が所有する所有機器(PS2実機)から正しく吸い出したデータを使用することを前提として解説しています。ネット上で配布されているBIOSやゲームデータのダウンロードは違法行為であり、重大なセキュリティリスク(ウイルス感染など)を伴います。当ブログでは違法ダウンロードを一切推奨しておりません。必ず自己責任のもと、正しい方法で設定を行ってください。
2.詳細
(1) PCSX2の利用方法
PCSX2がPS2のゲームを動かす仕組みを簡単に記述します。まず、PS2本体からBIOSと呼ばれるモジュールを取出し、PCにPCSX2をインストールして、取出したBIOSを設定します。これでPCがPS2に変わりました。USB接続のゲームパッドをPCに接続後、PCSX2でゲームパッドを認識させて、ボタンの配置を設定します。PS2で利用するゲーム用メモリはPCのディスク上に保存される仕組みです。PS2のゲームはCDやDVDなのでISOファイルに変更して利用します。スナップショット機能があり、操作性はとても良くなっています。
(a)BIOSの取出し方
所有するPS2実機からBIOS情報を入手します。利用した機器は以下の通りです。
PC: intel i5-3740, Memory 16GB, SSD 256GB
PS2: SCPH-70000
手順詳細は参考資料を参照願います
・FreeDVDBootをダウンロードしてDVD-Rに書き込む
・biosdrain.elfをFAT32フォーマットのUSBにコピーする
・上記2つをPS2にセットして、BIOSをUSBに抽出する
(b)PCSX2導入方法
< AppImage版 >
$ sudo add-apt-repository universe
$ sudo apt install libfuse2
次に、PCSX2のサイトに行き、安定版の最新版をDownloadします。
pcsx2 v2.6.3の場合、pcsx2-v2.6.3-linux-appimage-x64-Qt.AppImage
私は以下のようにdirecotryを設定しています。
~/pcsx2 : 起動スクリプトを記載
~/pcsx2/bios : PS2から取出したBIOS設置
~/pcsx2/bin : AppImage保管
~/pcsx2/ps2game : ゲームのISOファイル
起動スクリプトの例(~/pcsx2/start.sh)
#!/bin/bash
cd ~/pcsx2/bin
./pcsx2-v2.6.3-linux-appimage-x64-Qt.AppImage
デスクトップアイコンの例(~/Desktop/pcsx2.desktop)
[Desktop Entry]
Name=PCSX2
Comment=PCSX2
Exec=/home/${USER}/pcsx2/start.sh
Terminal=False
Type=Application
< apt版 >
apt install pcsx2
で導入できますが、PCSX2 v1.6です。この版は応答が悪いのでAppImage版が推奨です。
(c) Ubuntu Desktop上にDirecotry ShortCutを作成する方法
デスクトップ上に作成したいディレクトリは、/home/username/JobDocumentとします。
terminalでシンボリックを/home/username/Desktopに作成することで実現できます。
$ cd /home/username/Desktop
$ ln -s /home/username/JobDocument JobDocument
上記操作をするとubuntuのデスクトップ上にJobDocumentのディレクトリのショートカットが表示されます。
terminalでシンボリックを/home/username/Desktopに作成することで実現できます。
$ cd /home/username/Desktop
$ ln -s /home/username/JobDocument JobDocument
上記操作をするとubuntuのデスクトップ上にJobDocumentのディレクトリのショートカットが表示されます。
(2) PCSX2 v1.6
一番最初に、ubuntu 20.04でubuntuリポジトリのPCSX2を動かしました。apt版でPCSX2を導入しました。PS2からBIOS取出しが難易度が高いと感じましたが、思ったよりも簡単でした。しかし、思ったようにはPCでは性能が出ません。PS2は優れたハードウェアだったと再認識しました。
(3) PCSX2 v2.2
ubuntu 22.04でAppImage版のPCSX v2.2を動かしました。前回、性能が出なかったのでintel i5-6500 Memory 16GBに変更しました。この環境はPS2実機と変わらない性能です。
(4) PCSX2 v2.2
intel i5-3740でも性能を出せると思い環境を移行。v2.2のAppImage版が大幅な性能向上を達成していました。
更に、GPU(Intel HD Graphics)を設定して、CPU負荷を下げることも試してみました。
(5)PCSX2 v2.4
Versionアップしました
(6)PCSX2 2.6.3
環境をLinuxMint 22.3に変更しました。PCSX2 v2.6.3を動かしました
(7)PCSX2 2.7.407(v2.8 pre)
試験的に開発版を試しました
PCSX2 2.8の開発は2026-08-01リリースに向けて順調に進んでいるようです。91%作業が完了しているとGithubに記載されているので試してみました。現在、PCSX2 2.6.3を利用していたのでPCSX2 2.7.407をDownloadして動かしてみました。私が利用する範囲では問題ありません。すでに相当完成度は高いようです。PCSX2の記事をこの機会に整理をします。
3.所見
PS2のゲームソフトが一番豊富でゲームの質も良かったと思います。多分、PS2のハードウェアが非常に良くできていて、開発者が多数参加したためだと思います。懐かしいゲームをいつまでも利用できる環境を構築するのは楽しいことだと思います。
参考
[本ブログ内参照]
[本ブログ内参照]
[外部サイト参照]
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