Linux kernelで気がついたことの記録

1.概要

この記事は、kernel 5.19に関して調べたことを記事にしていました。今回、記事の見直しをして、今後、発生したLinux kernel関連で気づいたことを記載することに変えました。具体的には、予想していないLinux kernelの変化の備忘録です。

2.詳細

(1) kernel 5.19

kernel-5.19に関して、調べた時に気がついたことを記載します。ubuntu-22.04.2は、5.19.0-38を利用していました。このkernel versionは微妙なバージョンで、何れ、kernel-6.xに変わる気がします。5.19から6.0への移行期に感じた特有の違和感について記述をします。

The Linux Kernel Archivesを調べると
5.19が存在しません。kernel-5.15がversion-5の最新です。

そこで、ネット検索をしてkernel-5.19に関して調べると、参考資料を見つけました。

Linus Torvaldsは7月31日、最新のLinuxカーネル「Linux 5.19」公開を発表した。
.....
なおTorvalds氏は次期版(5.20)について、
「大きな数字に混乱するのではという心配を感じ始めたので、
6.0と呼ぶことになりそうだ」と記している。

しかし、The Linux Kernel Archivesはversion-6に進んでしまっています。
微妙なkernel versionのようです。

さらに昔のことですが、kernel-2.6.40の次は、kernel-3.0.0と発言したことも思い出しました。この時はkernel-2.6はkernel-2.6.39.4などのように4つの数字で表現されていて、これを3つの数字で表現するように直したものだと思います。

リーナス氏のコメントから「バージョンアップの基準が視認性にある」気がします。

(2) kernel 6.8

Ubuntu 22.04はkernel 6.5を利用していました。当時、Ubuntu 24.04はkernel 6.8でした。
その頃にopenSSHで問題が発覚して、Ubuntu 22.04のkernelもkerenl 6.8に変わり、Ubuntu 22.04とUbuntu 24.04のkernel version が同じになるときがありました。

(3) kernel 7.0

LinuxMint 22.3を利用しています。kenelは6.17系を利用していました。kerenl 6.17はAMD 3200Gでブラックアウト問題が発生して、kernel 6.17.0-22で一段落したのですが、すぐにkernel 7.0に移行となりました。LinuxMint 22.3のリリースの中にkernelのメジャーバージョンアップが起きることはとても珍しいことだと思います。AIによる脆弱性発見が影響している気がします。

3.所見

メジャーバージョンを変えることは、一般のソフトウェア開発では大きな機能変更です。しかし、Linux kernelは毎日進歩しているので基準を設定するのが難しいのかも知れません。

Windowsにもkernelはあります。以前のWindowsXPまでは、SPが提供されるときにkernelのVersionが変わっていました。その意味ではLinux kernelと比較すると変化のスピードは遅かったと言えます。最新のWindows11のkernelがどのような頻度でリリースされているかはわかりません。

記事の更新

2026/08/25

参考

[本ブログ内参照]
[外部サイト参照]
・Linux 5.19 には、AMD と Intel 向けの多くの改善が含まれています。 次のバージョンは Linux 6.0 になる可能性があります
・index : kernel/git/torvalds/linux.git

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