uefiBIOSとLegacyBIOSの両方でbootできるmulti boot USB作成
記事の更新:2026/09/01
1.概要
LegacyBIOSとuefiBIOSではブート手順が異なります。PC機器はuefiBIOSに変わっていますが、CSMを選択できる機能があり、LegacyBIOSも現状では利用できます。2つのBoot方式に別々に対応するとUSBデバイスが増加するので何とか1このデバイスで両方をサポートできないかと考えていました。
2.詳細
参考資料にある以前作成したmicroSD方式を利用します。(a) microSDの初期化 (non-uefi BIOS対応PCでの作業)
usb変換アダプターにmicroSDを取り付けます。usb bootのubuntu liveCD(20.04.6 desktop)を利用して、起動をしてからgpartdでmicroSDのpartion tableをmsdos形式で初期化します。今回はmulti bootなので少しパーティション構成を変えます。64GBのmicroSDを設定したUSBデバイスを/dev/sddとします。gpartdで以下のようにパーティションを作成します。
/dev/sdd1 256MB fat32
/dev/sdd2 50GB ext4
(b) ubuntu-20.04.6 install
usb bootのubuntu liveCD(20.04.6 desktop)からinstallerを起動して、microSDのext領域(/dev/sdd2)にinstallします。bootは/dev/sddを選択します。問題なくインストールできました。(c) 起動
non-uefi BIOSでusb boot可能なPC(私の場合は古いNotePCを利用)にusb変換アダプターにmicroSDを取り付けて、BIOSの設定をUSBに変更して起動すると、無事に起動します。(d) Grubの設定
grub.cfgを/dev/sdd1に作成します。# mount /dev/sdd1 /mnt
# cd /mnt
# mkdir -p boot/grub
# cd boot/grub
# vi grub.cfg
設定内容は以下の通りです
set default=0
set timeout=3
set UUID= ここに/dev/sdd2のUUIDをblkidで調べて記述します
menuentry 'Ubuntu Linux' {
linux (hd0,msdos2)/boot/vmlinuz root=UUID=$UUID
initrd (hd0,msdos2)/boot/initrd.img
}
(e) Grub boot試験
grubで起動できることを確認(f) uefi-BIOS対応の設定( efi-BIOS対応PCでの作業 )
usb bootのubuntu liveCD(20.04.6 desktop)を利用して、起動をしてからgpartdを起動します。/dev/sdd1のpartitionをboot,espに変更して、ESP対応にします。
# mount /dev/sdd1 /mnt
# cd /mnt
# mkdir -p EFI/BOOT
# grub-mkimage -o /mnt/EFI/BOOT/bootx64.efi -p /boot/grub -O x86_64-efi fat exfat ext2 part_gpt part_msdos normal linux echo all_video search configfile
(g) 起動試験
ueif-BIOSの起動メニュー(私のPCはF7-key)でUSBからbootを指定して試験します3.所見
multi boot USBを作成したときの問題は、bootしたUSBが先頭(/dev/sda)になるため、既存のストレージの番号がズレてしまうことです。Grubを利用するとhdの番号が変わってしまうので修正が必要になることです。
私個人の意見ですが、企業用途と個人用途は異なるので対応も違って当然だと思います。推測ですが、Microsoft社などのPCのオペレーティングシステム提供会社はスマホと同じようにPC環境を変えたいと考えていると思います。ハードウェアは柔軟な設定ができていても限られた仕組みにしたいと考えている気がします。個人的にはハードウェアの自由な設定を残して、Linuxを自由に使えるようにして欲しいと思っています。
参考
[本ブログ内参照]・ubuntu/LinuxMIntをKVM導入時に標準でBIOS bootパーティションが作成される
・boot-repairによるubuntuのboot loader復旧
[外部サイト参照]
・BIOSとEFIの両方で起動出来るブートパーティションの作成
・BIOSとEFIの両方で起動出来るブートパーティションの作成
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