ubuntuインストール時の表示されない画面領域への対処方法

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆

1.概要

PCでは余り発生することはありませんが、サーバー機器にLinuxを導入する場合、ディスプレイの解像度とVGAの設定が合わずに既定値のVGA設定の640x480で導入作業を実施する場合があります。ディスプレイを変更して解像度を変えてから作業をすることもありました。

VGAが一般的であった時は、インストーラがVGAの規格に合うように画面レイアウトが設定されていましたが、高解像度のディスプレイを利用できるようになってからはディスプレイの解像度が合わないためにボタンが押せないことが発生することがあります。

ディスプレイを交換することなく、表示領域を拡張する方法があります。3つの手段がありますが、インストーラの画面を移動させて、ボタンを押せる場所にすることが一番簡単な方法です。

私の評価は以下の通りです。

(1) VGAポート接続の場合に発生する可能性が高い問題、HDMI以降は起きないようです
(2) ラックサーバのコンソールで発生した経験が多いと感じています
(3) コンソール切り替えスイッチとの併用が多かったと思います
(4) OS導入時の問題で、OS導入後はドライバー設定で改善します

2.詳細

Ubuntuをインストールする時に規定値の解像度設定が800x600などに設定されて、インストールボタンが押せない場合があります。この対処方法に関して資料を見つけたので、その内容を記述します。

参考資料に内容が記載されています。参考資料はubuntu-18.04に関するものですが、それ以降のリリースでも有効です。

回避策として3つの方法が記載されていますが、私は、「(a) インストーラー画面をマウスで移動する」が良いと思っています。設定変更をする必要がなく、「Super」キー(Windows keyやAlt key)を押すことで画面を動かすことができます。

(b)や(c)を実行するにはインストールが必要です。Ubuntuのインストール作業中にaptコマンドで追加導入することは、少し無理をしている気がします。私自身は、(b)や(c)の方式を利用したことはありません。

(a) インストーラー画面をマウスで移動する

「Super」キーを押しながらインストーラー画面をドラッグします。
「Super」キーとは「Windows」キーのことです。

(b) インストーラー画面のサイズを小さくする

$ sudo apt install fonts-takao-pgothic

(c) インストーラー画面のサイズをさらに小さくする

(b)を実施後、更にgnome-tweaksを導入して、fontサイズを小さくします
$ sudo apt install gnome-tweaks

3.所見

普通のPCでは起きることは余りありません。サーバ機器に導入する場合、ディスプレイの解像度とVGAの関係で起きることがあります。(a)の「Super」キーを押して対応することを覚えていると良いと思います。

この問題はディスプレイポートを利用する場合に起きていました。今ではHDMIを利用する場合がほとんどのケースなので問題が起きない可能性が高いと思います。ディスプレイポートの場合、アナログ信号なのでハードウェア側で調整することができないために起きていたと思います。

4.追加

クラウド環境を利用するようになり物理機器へのOS導入作業は激減したと感じています。しかし、日本は円安、クラウドはドル建て支払いのためクラウド利用と比較すると物理機器を調達して利用するほうが安くなるケースも多くなってきていると思います。

元々、円高であったときも5年間の利用ベースで計算すると物理機器を利用した方が安く住むのですが、要員の確保や保守などの費用を加算するとクラウドの方が長期的に安価になると計算をして導入をしていました。

事態は変わってしまいました。本当にクラウドが安価であるか、物理機器をローカルで運用する事が良いかは再考が必要です。しかし、一度、ローカル運用技術を失っていまうとそれを再構築するための投資は大きくなってしまいます。今後を見据えて、どのようなシステム携帯にするかを熟考できることが必要な気がします。

参考

[本ブログ内参照]
・LinuxMintで高解像度NotePCでdisplay resolutionの変更をしました
・PCとディスプレイの接続に利用するdisplay portの変化
[外部サイト参照]
・Ubuntu 18.04 その96 - Ubuntuやフレーバーインストール時、インストーラーの画面がディスプレイからはみ出す場合は

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