LinuxMintでTeams for Linuxを利用したネット会議実施方法

記事の更新日:2026/09/25 評価の追記

1.概要

Web会議と言えばZoomの時代がありました。最近のオンライン会議は、Google MeetまたはTeamsが主流のようです。2022年末にubuntu 20.04環境でTeams導入経験があります。今回は、新しいTemas for Linuxにチャレンジしました。Microsoftは正式にLinux版のサポートを止めて、Web版に統一しました。コミュニティ製アプリケーションのTeams for Linuxをインストールします。ブラウザを利用せずにLinuxMintでTeamsを利用できます。

私の評価は以下の通りです。

(1) Teams for Linuxは、Microsoftの正式版のWeb版と同等機能のようです
(2) アプリとして動作するので使い勝手はとても良い
(3) flatpak版の導入や更新は手間を必要とせずメンテナンス性も良い
(4) 更新は頻繁にされているようで実用性がありそうです

MicrosoftのLinux向け正式版はWeb版です。

Webアクセスは、 https://teams.microsoft.comで Teams を使用します。

※Linux版Teamsを利用する際の注意点

公式アプリは廃止済み:従来のインストール型(.deb/.rpm)は2022年に終了しました。現在はWeb版またはPWA版(ブラウザ経由のインストール)が公式の標準手順です。
ブラウザの制限:全機能を利用するには Google Chrome または Microsoft Edge(Chromium系)が必須です。Firefox等では機能が制限されます。
画面共有のトラブル:最新のLinux環境(Wayland)では画面共有が動かない場合があります。その際はサインイン画面で X11(XOrg)環境へ切り替えが必要です。
組織のセキュリティ制限:会社の仕様によっては、セキュリティポリシーで Windows/Mac以外のアクセスを禁止しているケースがあります。

2.詳細

(1) 初期導入

Teams for Linuxを導入します。LinuxMintの場合、Flathub方式とDebian/Ubuntu方式が選択でき、今回はFlathub方式を選択しました。LinuxMint 22.3の場合、terminalを起動して下記1行で導入できます。途中2回、Y/Nの入力がありますが、規定値のリターンキーのみで進みます。

$ flatpak install flathub com.github.IsmaelMartinez.teams_for_linux

導入は少し時間が必要ですが、導入完了後、LinuxMintのMenuからTeamsを起動できます。
Teams for Linuxを利用するためには、Microsoftへloginが必要です。Windows11を利用している場合は、既に、Microsortのアカウントを作成されているので、それを利用します。

Teams for Linuxは単体で動作確認が難しく、オンライン会議へ参加して確認するのが一番簡単です。Windows11版と比較すると制約事項があるようですが、フル機能を利用ではなく、オンライン会議利用などの限定利用ならば問題ないと思います。

Teams for Linuxはアプリケーションとして導入するのでブラウザ設定に依存しません。ブラウザのセキュリティ設定を変更することがなく、オンライン会議の利用頻度が低い場合は、Teams for Linuxで十分です。本格的に仕事でTeamsを利用する場合はWindows11へのインストール版を利用するのが良いでしょう。一般論ですが、ブラウザで利用するよりもローカルのアプリケーションで利用するほうが使い心地は優れています。

(2) アップデート

初期導入をして利用開始するとソフトウェアのアップデートが必要になります。
flatpakを利用してアップデートします

$ flatpak update com.github.IsmaelMartinez.teams_for_linux

一度、Y/nの入力を求められます。リターンキーでOKです。
既に最新環境でアップデートがない場合は、
Nothing to do.
と表示されます。

3.所見

LinuxMintのソフトウェアマネージャでTeamsを検索するとPortal for Teamsが見つかります。Teams for Linuxとの違いがわからずに困惑しました。調べた結果、同じ製品で名前が異なるようです。LinuxMintで動作確認しましたが、Ubuntuでも同様に利用できると思います。

Teams for LinuxはWeb版のTeamsを元に作成されているように感じました。配置や機能は同じになっていたためです。Web版のTeamsやTeams for Linuxには「テスト通話」の機能はないようです。Windows11版だけに提供されるものかもしれません。

参考

[本ブログ内参照]
[外部サイト参照]

コメント