日本語環境でubuntuを利用し、ubuntu-16.04まで日本語Remixを利用していました。しかし、ubuntu-18.04から英語版のubuntuは半年単位に新しいisoイメージが提供されたので英語版へ乗り換えました。英語版に日本語を追加することで日本語環境を利用していました。ubuntu-20.04までの日本語環境の構築方法がubuntu-22.04で変わるようです。
ubuntu-22.04(Jammy Jellyfish)の評価利用を開始し、これから先の利用記録を残す目的とします。ubunut-22.04の記録なので、多数の記録を整理した上で、今後の利用記録を追記する予定です。
ubuntu-22.04(jammy Jellyfish)の2022-04-19版を評価利用した範囲ですが、isoファイルから直接日本語を導入することができました。英語版を導入して日本語を追加する手間は省略できます。現時点では、ubuntu-20.04と同様の希望する設定には到達できていません。まだ、評価版なのでUbuntuへ希望を上げています。
ubuntuはdesktop版とserver版がありますが、desktop版ははUEFIとUEFI非対応BIOSの両方に対応し、MBRとGPTにも対応しています。最新版のOSでも旧型のこれらの仕様に対応している製品は数少ないと思っています。ubuntuのserver版、Windows10、redhatなどはUEFIとGPTが基本のようです。
最近試した製品では、Slackware15はBIOSとMBRにも対応していました。ディスクがSSDに変化する中で、PCのストレージ容量が減少することが初めておきました。SSDではSWAPを利用しなくなり、Memoryを余分に搭載する傾向です。個人環境はUEFIを必要とする大容量ディスク利用はなく、MBRを利用できるubuntuはお気に入りです。
更に、ubuntu-22.04(jammy Jellyfish)の2022-04-19版を英語環境で導入して、日本語の追加も評価しました。こちらはubuntu-20.04と変わりません。試験している環境はUEFI非対応BIOSとMBR環境でubuntu-22.04も旧型PCを継続利用できそうです。まだ、ubuntu-22.04のisoファイルは頻繁に変更されており、22.04のリリース版が公開された後に、アプリケーション評価をする予定です。
ubnutu-22.04を試験利用していますが、terminalを利用したときの行間に余分なスペースが入り、ubuntu-20.04から移行するには難しいと思っていました。terminalの行間はUbuntuOneへReportを書いたのですが、有望な返事は来ていません。しかし、今日、ネットでこの事象を検索して情報を見つけました。
ubuntuは日本語フォントにNotoフォントを採用しており、以前採用していたTakaoフォントから変更になり、これが要因とのことです。参考資料にはGUIを利用したTakaoフォントの導入手順が記載されています。
sudo apt install fonts-takao
(3) ubuntu 22.04をupgrade後、起動がとても遅い
ubuntu-22.04のupgradeを実施後、起動がとても遅くなりました。余りにも遅いので、ubuntu-20.04に戻してしまいました。別区画のubuntu-22.04で、この原因調査を行い、対策を見つけて適用しました。しかし、スッキリと改善しません。
遅い原因を調査しました。
$ sudo systemd-analyze blame
一番処理に時間を要していたサービスは、apparmor.serviceでした。
これをdisableに変更して、改善したように見えました。
$ systemctl stop apparmor.service
$ systemctl disable apparmor.serivce
しかし、PC再起動を何度か実施すると、同じように起動が遅くなりました。
(4) lsblkの出力がubuntu 22.04で変わりました
ubuntu-20.04からubuntu-22.04へ移行をするための試験PCを準備して環境構築をしています。ubuntu-20.04で利用していたlsblkコマンドを利用していたshellが正しく実行されないので調べてみると、lsblkの表示項目が1項目増えていました。
lsblk -f を利用してDiskのUUIDを調べます。
(a) ubuntu-22.04
NAME FSTYPE FSVER LABEL UUID FSAVAIL FSUSE% MOUNTPOINTS
(b) ubuntu-20.04
NAME FSTYPE LABEL UUID FSAVAIL FSUSE% MOUNTPOINT
FSVERが追加されてことで、UUIDの場所がズレてしまい処理が正しく実行されませんでした。
(5) Snapで導入したFirefoxをaptで導入に変更する
ネットを調べると、ubunut-22.04のFirefoxはSnap packgeですが、これをdeb packgeに変更することで、ubuntu-20.04と同様に利用できるとの記述を見つけました。参考資料に沿って、作業をしました。
$ sudo snap remove firefox
$ sudo add-apt-repository ppa:mozillateam/ppa
$ sudo apt install -t'o=LP-PPA-mozillateam' firefox
$ sudo gedit /etc/apt/preferences.d/mozillateamppa
私はvimを利用しました。ファイルを新規作成し、3行追加します。
$ sudo vim /etc/apt/preferences.d/mozillateamppa
Package: firefox*
Pin: relase o=LP-PPA-mozillateam
Pin-Priority: 501
再起動後、firefoxのperfomance option変更
ubuntu-20.04までは、firefox -safe-mode でterminalから起動後、セーフモードに変更していましたが、うまく行きません。SHIFT-keyを押しながら、firefoxを起動後、performance optionをオフに設定しました。
(6) ubuntu-22.04.2が正式リリースされ、試験利用しました
ubuntu-22.04.2が2023-02-23にリリースされました。desktopのisoイメージは4.9GBです。ubuntu-22.04,ubuntu-22.04.1はgrubから直接isoファイルをブートできずUSBメモリを作成して導入をしました。ubuntu-22.04.2になり、良くなったか確認をするために導入試験をしました。
(a)grubによるisoファイルブート
grubによるisoファイルブートは、ubuntu-20.04と同様にできました。isoブートした環境はubuntu-20.04.5へ修正情報を適用した環境です。isoファイルブート後、別ディスクの領域へubuntu-22.04.2 en(英語版)を導入しました。
(b)BIOS, MBRへの導入
導入したディスクパーティションはMBR環境でした。ext4ファイルシステム上にubuntu-22.04を導入済みで、この領域をext4でフォーマットして導入しました。mbm039を利用しており、boot imageはMBRでなく、パーティション先頭領域に導入しました。特に問題ありません。
(c)terminalの行間
ubuntu-22.04.2 en(英語版)は英語環境で導入し、その後、日本語環境を追加導入しました。すると、gnome terminalの行間が広がり使いにくくなります。これは、takaoフォント導入で改善します。
sudo apt install fonts-takao
この設定だけで利用しています。
(d)Firefox
firefoxをsnap環境からdeb packageに変更しました。しかし、導入したPCはGeforce 8600GTから別の安価なGeforceへ変更をして、deb packageへ変更せず、大きな問題は発生していません。
(7) waylandを利用する上で、旧型nvidaは問題が多くて取り外しました
参考資料によると、Waylandは新しいディスプレイサーバでX-Windowsを置き換えるものでした。WaylandとX-windowsはアプリーションに互換性がないため、従来のX-windowsのアプリケーションを動作させるための互換機能として、xwaylandが用意されていたようです。xwaylandが規定値になっているので、私は、長い間、問題のある環境で試験をしていたことのようです。
xwaylandとX-windowsの切替は、login時に実施できます。参考資料を参照してください。ubuntu-20.04は既定値がX-windowsでWaylandを選択することができます。ubuntu-22.04, ubuntu-24.04は既定値がWaylandでX-windowsを選択することができます。
ディスプレサーバは既定値で利用していたので、nouveanの問題はxwaylandを利用した環境で起きていました。nvidiaの旧型VGAに対応してくれるか否かは気になるところです。しかし、ubuntu-22.04から発生していた問題がxwayland関連であったと思えば、何となく、気が楽になった気がします。
(8) Ubuntu 22.04.6がリリースされると良いのですが
Ubuntu-20.04.6を長く利用していましたが、Ubuntu-22.04へ移行を開始しています。Ubuntu-22.04.6がリリースされると移行する予定であったのですが、2025年4月にリリースされなかったので、Ubuntu-22.04.5へ移行しています。
参考資料を参照すると、Ubuntu LTSの最終リリースは以下のようになっていました。
Ubuntu 14.04.6 LTS March 7, 2019
Ubuntu 16.04.7 LTS August 13, 2020
Ubuntu 18.04.6 LTS September 17, 2021
Ubuntu 20.04.6 LTS March 23, 2023
Ubuntu 22.04.5 LTS September 12, 2024
LTSの最終リリースは6又は7となっていますが、Ubuntu-22.04はUbuntu-22.04.5で止まっています。過去の履歴から推測すると8月又は9月にリリースされそうな気はしています。
(9) ubuntu 22.04でipv6を無効にする
私はipv6をkernel parameterでdisableにして利用しています。ubuntu-20.04まではこのやり方で問題なかったのですが、ubuntu-22.04では、NetworkManagerはipv6接続しようとして、ubuntu-22.04へlogin直後にハングしたようになります。/var/log/syslogを参照すると、以下のようなメッセージがたくさん記録されていました。この対処を記述します。
NetworkManager[842]: <warn> [1709979398.0816] platform-linux: do-add-ip6-address[2: xxxx::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx]: failure 95 (サポートされていない操作です)
修正方法は、設定 => ネットワーク => 設定アイコンクリック => ipv6タブ => 無効 です。
(10) ubuntuのshutdownに必要な時間を短縮したい
(a) gurbパラメータ変更
起動や停止にログをコンソールに表示できるようにするために、quiet splashを削除します。
/etc/default/grub の10行目の記述を変更します。
"quiet splash" ==> "" へ変更
sudo update-grub
(b) shutdownが遅い理由
上記状態にして利用していると、shutdown時に下記処理で約90秒止まっていることがわかりました。
[ *** ] A stop job is running for Unattended Upgrades Shutdown (10s / 30 min)
(c) 最初の対応
90秒の待ち時間を短縮する方式をネットで見つけて設定しました。
/etc/systemd/system.conf のDefaultTimeoutStopSecを設定します。
DefaultTimeoutStopSec=10s
上記設定をしても10秒間待つことがたまに発生していました。
(d) Unattended Upgradesの停止
ubuntuは自動アップグレードを実行しているようで、これを止めることができます。
sudo dpkg-reconfigure unattended-upgrades
ubuntuのアップグレードは自分で定期的に実行しているので、この運用に変更しました。
3.所見
ubuntu 20.04が安定稼働していただけに、ubuntu 22.04には振り回されました。WaylandとSnapの存在に気がつくのが遅かったことも問題だと言えますが、できることを対処したことが良かった気がします。ubuntu 24.04も評価をした上で、結果的にubuntu 22.04は諦めて、LinuxMint 21.3へ移行しました。
参考
[外部サイト参照]
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