boot-repairによるubuntuのboot loader復旧

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆

1.概要

マルチブート環境を操作しているとトラブルに遭遇することも多くなります。特に、BIOSとuefiBIOSで差異があるためbootできない問題が発生すると、まず、問題改善のためにboot-repairを利用します。bootできない問題への対処は再導入が最終手段ですが、その前に必ずboot-repairを試します。

マルチブート環境でない場合でもLegacyBIOSの場合と異なり、ueifBISOの場合はストレージに存在するboot定義ファイルを何らかのプログラムが変更してしまうとアクティブな領域が変わり、ブートできなくなる場合があります。こんな場合もboot-repairを利用します。

私の評価は以下の通りです。

(1) Regacy BIOSとuefi BIOSではブート方式が異なります
(2) 異なるブート方式設定ではOSをブートすることができません
(3) 手作業で復旧することは非常に難しく、簡単ではありません
(4) 再導入や再リストアをする前に、boot-repairによる復旧を試すのがおすすめです

2.詳細

boot-repairの起動方法は2つの手段があります(参考資料参照)

(1) 1つ目の選択肢:ブート修復機能を含むディスクを入手する(ネット接続なし)

Boot-Repairを最も簡単に使用する方法は、 Boot-Repair-Disk(Boot-Repairを自動的に起動するディスク)のライブUSBディスクを作成し、それを使って起動することです。

(2) 2つ目の選択肢:UbuntuにBoot-Repairをインストールする(ネット接続あり)

Ubuntuライブセッションから起動して、インターネットに接続後、コマンドでインストールする。

boot-repairは普段利用するツールではないので、2つ目の選択肢を利用していました。

実行するコマンドは2つです。

$ sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair && sudo apt update
$ sudo apt install -y boot-repair && boot-repair

起動後、recommended repairを選択して、terminalを2つ開いて、表示されるコマンドをコピー&ペーストしてterminalで実行します。

Ubuntu/LinuxMIntのLiveCDで起動して、メモリ上にboot-repairをaptでインストールします。一見できないように思えますが、boot-repairのサイズが小さいので、メモリディスク空き領域に問題なく導入できます。もちろん、Internet接続していることが条件です。

私はMulti-boot環境をRegacyBIOSとuefiBIOSで利用しているので、Bootの問題がたまに発生します。再導入すると良いのですが、手軽に復旧できるので便利に使っています。

しかし、network接続できない場合には、この方式は利用できないのでboot-repairの起動用USBを作成しています。2.6GBのisoファイルで大きなサイズですが、linux mintをベースにしてboot-repairを利用できるようになっています。緊急用として準備しておくことは良いことです。

3.所見

SystemRescueとUbuntu/LinuxMintのLIVECDがあるとbootに関連した問題は復旧できる可能性があります。uefiBIOSになりbootの仕組みが複雑になったので手作業で問題を改善するのが難しい場合が多く、まず、boot-repairで試しています。

普通の方がマルチブートを考える場合は、WindowsとLinuxのマルチブートです。ストレージ上のuefiのブート定義エリアをWindowsとLinuxが別管理をしてしまい問題が起きるケースがありました。起動できないと何も操作できないのでバックアップを戻す以外に手段がありません。

最近、Windows11はsecure bootを定義して、1台のPCをマルチブートで利用できなくしています。企業で利用するPCの場合は良いと思いますが、個人のPCの場合、自由な設定で良いと感じています。Windows11はsecure boot設定が必須ではないので緩和はされています。

参考

[本ブログ内参照]
[外部サイト参照]
・Boot-Repair

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