投稿

Ubuntu Pro利用による5年間サポート延長の調査と実際の設定方法

記事の更新日:2026/08/13 1.概要 ubuntu-20.04を主体に利用して、ubuntu-22.04とubuntu-24.04を評価利用しています。ubuntu-20.04は2025年にサポート終了となるのですが、ubuntu-22.04のwaylandが不安定な状態のため、ubuntu-20.04利用を続けていました。Ubuntu Pro設定をすると、更に5年間のサポート延長があるとわかりました。個人利用の場合、5台までUbuntu Proを無償設定できます。 実際にubuntu 20.04環境をUbuntu Pro設定にしました。効果の確認は更新されないapt upgradeを実行して、ソフトウェアが更新されることを確認したことです。また、ubuntu 22.04環境もUbuntu Pro設定に変更しました。この内容を記述します。 2.詳細 (1) 現在の環境を調べました Ubuntu Proの登録をした記憶はなく、有償サポートを依頼したこともありませんが、私の環境は既にubuntu-20.04でUbuntu Proとなっていました(後で誤りと気が付きました)。 参考資料に確認方法が記載されています。 $ pro --version Versionを確認できます。 $ pro status SERVICE 、AVAILABLE 、DESCRIPTIONを確認できます。 $ pro security-status サービス利用期限などを確認できます。 期限を確認すると、2030年までは使えそうな感じです。 それまでにはubuntu-22.04に移行していると思います。 (2) ubuntu 20.04.6を利用してUbuntu Proの設定を試しました ubuntu-22.04.5を通常利用し、ubuntu-24.04.3を評価利用しています。しかし、ubuntuが想定したようには変化していないことに少し不安を感じています。そこで、ubuntu-20.04環境をubuntu pro設定にして10年間のサポートを体験することにしました。その内容を記述します。 ubuntu-20.04.6環境でapt upgradeを実行すると更新情報が表示されますが、実際に更新されません。ubuntu proに関して下記アナウンスが表示されます Learn more a...

ubuntu/LinuxMintでmp3 player向けのplaylistの作成

記事の更新日: 2026/08/17 1.概要 mp3 playerを利用していました。mp3 playerを利用する上で、playlistはとても便利なものです。最近あまりmp3 playerを利用していないのですが、知人からmp3のファイルを分割して欲しいとの要望があり、色々と対応する中でplaylistに関して勉強する機会になりました。 mp3 playerの代表格はappleのiTunesだと思っています。その前はカセットテープレコーダのSONYのウォークマンです。ウォークマンは長くヒットし、様々なモデルが販売されました。機器を売るSONYはモデルチェンジで販売を伸ばしたのですが、iTunesは音楽そのものを売る方法を変えてしまいました。 mp3 playerのplaylistは機器の説明書に従って作成をしていました。playlistの中に何が定義されて、どのような仕組みで再生されるかはわからずに使っていました。今回、Rhythmboxを利用して、自作したplaylistで試したので、その内容を記載します。 2.詳細 同好会のアナログ録音テープをデジタルなmp3に変換されたファイルを曲単位に分割したいとのことでした。カセットテープは長時間で劣化して、切れてしまい聞けなくなってしまいます。mp3へアナログからデジタルへ変換により、長期保存が可能になります。 デジタル化すると曲単位に選曲ができるようにしたいものですが、アナログテープには無録音部分がないので、自動分割できないことがわかり、時間で曲を分割することにしました。mp3の時間分割は参考資料を参照しました。 次に、playlistの作成方法を勉強すると、案外簡単に作成することができました。こちらも参考資料に沿って作成をしました。ubuntuのRhythmboxで作成したplaylist.m3uに従って、指定順番に聞くことができることを確認しました。 作成方法 ・拡張子が.m3uのファイルを作成する( playlist.m3u 等) ・上記ファイル内に、mp3ファイル名をフルパスネームで1行単位に記述する ・Rhythmboxなどで確認する 3.所見 mp3のプレイリストが簡単なテキストで構成されているとは知りませんでした。実際にやってみて、仕組みは理解できるものだと思います。Rhythmboxで試しながら実...

内蔵GPUと外付けGPU

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 GPU(Graphics Processing Unit)はAI処理で注目を浴びています。CPU(central processing unit)内にもGPUは存在しています。内蔵VGAと呼ばれるものです。それに対してnvidiaなどのVGAは外付けVGAと呼ばれます。一般的な用途でどの程度の差があるか気になったので調べてみました。 GPUはある意味のベクトルプロセッサです。以前ならばスーパーコンピュータと言えます。1万円前後のGPUでも内部に1000個程度のプロセッサがあるベクトル演算装置です。画像処理は表示する点を制御しますが、同時に処理をする必要があり、内蔵するプロセッサを並行稼働させる必要があったことに気がついた方がGPUとして利用を始めました。 私の評価は以下の通りです。 (1) 内蔵GPUとはCPUに存在するVGA機能ですが、十分な機能と性能があります (2) 内蔵GPUをVGAとして利用すると、外付けGPUのVRAMを計算処理に全て使えます (3) 内蔵GPUと外付けGPUを両方使うにはBIOSの調整の設定が必要になります (4) 設定に苦労しますが、内蔵VGAで表示、外付けGPUで計算処理は合理的です 2.詳細 ネットの情報では、ゲーム、動画制作、3DCAD、VR、機械学習・ディープラーニングが外付けGPUを必要とするようです。一般的な文書、表計算、ブラウザなどでは内蔵GPUで十分な範囲と考えられます。 ゲームと言っても3Dを利用するゲームとWindows98時代の平面的なゲームでは当然異なると思います。また、利用しているubuntu+dosbox-x+windows98se上の環境にはnvidiaドライバは設定できないので外付けGPUは意味がないような気がしてきたので、実際に試してみました。 環境はAMD Athron II環境で、内蔵GPU(chipset内蔵)とnvidia-GT9500環境をWindows98se上のgameを3種類動かして比較しました。結果は体感速度では何も変わらない気がします。 多分、ubuntuではnvidaを認識(nouveau)しているのですが、dosbox-x上のwindows98seにnvidiaのドライバは無いので使えていないと思われます。また、使えてい...

LinuxMInt/ubuntuでlhaを解凍する方法

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 Windows7の頃から圧縮ファイルはzip形式を標準で利用するようになり、以前利用していたlhz形式のアーカイブは見かけることが少なくなりました。Linux環境はzip形式よりもtar.gz形式が多いと感じています。WindowsXPの頃までは必ずlhzを解凍できるツールを導入していたと思います。 Windows98のGameとしてsisen2を利用しようとしたのですが、アーカイブがlhz形式でした。このアーカイブをubuntu環境での解凍に手間を要したので、その内容を記述します。 LinuxMintで新たに試してみるとアーカイブマネージャーで簡単に解凍できました。 私の評価は以下の通りです。 (1) lhaはWindowsXP頃まで主流でした。今では利用され方法も変わってしまいました (2) Windows7以降ではzip形式が広く利用されるようになったと思います (3) lhaをLinuxに導入するだけと安易に考えたのですが、手間がかかりました (4) 後でわかったことですが、アーカイブマネージャーで完結します 2.詳細 (1) LinuxMint 22.3の場合 参考資料の四川省 2.0(sisen2)をDownloadしました。ファイル名はsisen2.lzhです。 LinuxMint 22.3ではsisen2.lzhをダブルクリックするとアーカイブマネージャーが起動して解凍できます。とても便利です。 (2) Ubuntu 20.04の場合 参考資料の四川省 2.0(sisen2)をDownloadしました。ファイル名はsisen2.lzhです。このGameをWin98SE環境で動かすためにubuntu-20.04環境で解凍をするのに手間取りました。 最初に下記コマンドを実行 $ sudo apt install lha-sjis E: パッケージ lha-sjis が見つかりません 次に下記コマンドを実行 $ sudo apt install jlha-util E: パッケージ jlha-util が見つかりません うまくいかないので、lhaは存在するのかもと考えて下記コマンド実行 $ lha コマンド 'lha' が見つかりません。次の方法でインストールできます: sudo a...

ubuntuでwaylandを利用する上で、旧型nvidaは問題が多くて取り外しました

記事の更新日: 2026/09/06 1.概要 この記事は2025年なので昨年の記事です。ubuntu 22.04とubuntu 24.04の評価を実施していたのですが、Loginした直後から表示が壊れたり、フリーズする事態が起きていました。ネットを調べて、Wayland, Xwayland, nvidaのドライバnouveauの組合せ障害とわかり、nvidiaのVGAを取外して、CPU内蔵VGAに切替えました。その決断をした時の記事で、備忘録に必ず残したいと考えて、少し修正をしました。 ubuntu 22.04の評価環境ではディスプレイ表示に関する問題が多数発生しました。後でわかったことですが、標準のWaylandと互換性を維持するためのXwayland、更にnvidaの旧型VGAを制御する部分のnouveauドライバの問題でした。 ubuntu-22.04の試験環境では、nouveauドライバ問題が判明したので、旧型nvidiaのVGAを取外して、CPU内蔵のVGAを利用しています。ubuntu-22.04の更新を参照するとxwaylandのモジュール更新が頻繁していたので、気になったので調べてみました。その内容を記述します。 私の認識は以下の通りです。 (1) 旧型nvidiaとは、NVIDIA GeForce GTX以前の製品と考えました (2) NVIDIA GeForce GTXとnouveauは相性が良くない (3) Xwayandを利用してX-WindowsアプリをWaylandで動かすのは無理があります (4) CPU内蔵VGAは十分使えます  2.詳細 参考資料によると、Waylandは新しいディスプレイサーバでX-Windowsを置き換えるものでした。WaylandとX-windowsはアプリーションに互換性がないため、従来のX-windowsのアプリケーションを動作させるための互換機能として、xwaylandが用意されていたようです。xwaylandが規定値になっているので、私は、長い間、問題のある環境で試験をしていたことのようです。 xwaylandとX-windowsの切替は、login時に実施できます。参考資料を参照してください。ubuntu-20.04は既定値がX-windowsでWaylandを選択することができます。ubu...

grubでbootできなくなった2048 sector以内のディスク障害

記事の更新日:2026/10/14 SSDで似たような問題が発生 1.概要 去年のことですが、500GBのディスクがクラッシュのメッセージを出力して、grubによるブートができなくなりました。しかし、不思議なことにfsckを実行するとエラーなし、各パーティション内のファイルも参照できます。パーティションテーブルを再構築して、再度試しても状況は同じになります。 ディスクのクラッシュは何度も経験し、PCから取り外してUSB接続で確認する機器を利用して検査をしています。クラッシュした場合は異音がするのですぐにわかります。異音がない場合でもディスクを認識できなくなり、異常なことに気が付きます。 今回のケースは異音もなく、ディスクも正常に認識され、fsckの実行やgpartedによる初期化も問題ないのですが、OSを再導入してGrubブートを実行するとエラーになり止まってしまいます。 この問題に関して、私は以下のように認識をしました。 (1) ディスクの先頭1MB(0〜2047セクター)の物理エラーを検出・修復できません (2) 上記領域にはMBR以外にbootに必要なモジュールが保管されています (3) ddコマンドを利用すると内容の確認や修正も可能ですが、とても難しい (4) 通常ツールでは問題ないディスクでも使えなくなる場合があることを理解しました 2.詳細 障害を解析した訳ではないので、詳細に関しては不明瞭な点が多数あります。grubを利用したbootだけがだめになってしまたディスクのようです。別の代替ディスクに交換して、環境を再構築すると問題はなくなりました。つまり、ディスクはクラッシュしていたと言うことですが、gparted, fsck, fdisk, mkfsでエラーにならない故障でした。 fdiskでディスクを調べていて、2048セクター以前の領域はユーザ側で利用できないことに気が付きました。0〜2047セクターなので、2048 * 512 = 1MBの領域です。ここには、パーティションテーブル以外にもbootに必要な情報が保管されていると認識しています。 Grubの詳細な仕様はわかっていませんが、2048セクター以前の領域を利用すると理解していました。Grubでエラーが発生して、2048セクター以降では何も問題が発生しない。更に、Gpartedでパーテ...

aws環境をlocalPC上に実現できるloaclstackを試してみました

記事の更新日:2026/09/30 評価を加筆 1.概要 aws環境をlocalPC上に実現できるloaclstackを試してみました。これは製品版があり、awsが提供しています。awsのクラウド環境とオンプレミスの環境を透過に接続する方法です。バックアップ用途が多いのではないかと思っています。 今回はLocalPC環境では評価や試験が難しいs3に関して調べてみました。aws上のs3で実施する前に、LocalPCで確認することでミスがなくなります。s3の本番環境でミスをすると復旧作業に影響が出ることも考えられるので、localstack利用は選択肢になります。 私の評価は以下の通りです。 (1) aws学習には最適で、Dockerを利用してコンテナで試験でき、負担が少ない (2) S3環境のコマンドをLocalPCで実行でき、無償利用の価値がある部分です (3) LocalPC環境なので無理なことや無駄なことでも試すことができる点がとても良い (4) EC2の仮想マシンが利用できると応用範囲が拡大できるが有償版が必要になる 2.詳細 (a) 環境 HW: CPU i3-7100     Memory 16GB     SSD 250GB OS: Ubuntu-20.04.6 (b) 構築手順 参考資料の通りに構築できます。DockerはUbuntu-20.04の標準品利用。 docker-compose.ymlを以下のように作成 version "3" services:   localstack:     container_name: localstack     image: localstack/localstack:latest     ports:       - "127.0.0.1:4566:4566"            # LocalStack Gateway       - "127.0.0.1:4510-4559:4510-4559"  # external services port range ...